主よ、人の望みの喜びよ


いまチェロアンサンブルで練習中の楽曲ですが、

バッハのカンタータ147番 の第6曲と第10曲に同じ曲で歌詞が違うもの、の編曲版ということは、ご存知と思います。タイトルは第10曲のドイツ語歌詞の冒頭の英語意訳ということです。

(原曲はト長調ですが、チェロアン編曲版はヘ長調です。)


第10曲コラール (第二部 終曲)

 <ドイツ語歌詞>  <日本語訳>
Jesus bleibet meine Freude,  イエスは変わらざる私の喜び
Meines Herzens Trost und Saft,  私の心の慰めであり 潤い
Jesus wehret allem Leide,  イエスはすべての悲しみから守ってくださる
Er ist meines Lebens Kraft,  イエスは私の命の力
Meiner Augen Lust und Sonne,  目の歓びにして太陽
Meiner Seele Schatz und Wonne;  魂の宝であり 歓喜
Darum laß ich Jesum nicht  だからイエスを放しません
Aus dem Herzen und Gesicht  この心と視界から



他にも探せばあるのかな、とは思うのですが、同じコラールはマタイ受難曲の印象的な場面にも出て参ります。

イエスがペテロに「明日の朝、鶏が鳴くまでにお前は私のことを知らないと3回言うだろう」と告げる有名な「ペテロの否認」。3度目に否認した直後に鶏が鳴き、慟哭するペテロ。その後に有名なアルトのアリア。(チェロで演奏されたのをお聞きの方も多いと思います。)

そのアリアの後に、短調の調性を最初に引きずりつつイ長調で歌われるのがこのコラールです。

違う和声がついているし、有名な伴奏部分はありませんが。いろいろ考えると興味深いです。

大阪弁の訳のものを貼り付けて見ますね。


マタイ受難曲 第47~48曲





話は変わりますが、有名な伴奏部分のモチーフを私が最初に聞いたのはバイオニックジェミーでジェミーが修道女に扮して修道院に潜入捜査だかなんだかに入る回のバックミュージックでした。年がばれるな。