弱っていそうな人に「どうしたの?話聞くよ?」と言うのは簡単である。
でもそれは本当に「話を聞くだけ」なんだよね。
何らかのツールや技術があれば解決する問題ならばなんとかなるかもしれないけど、心の闇を晴らすことは本人にしか出来ない。
まだ愚痴が言えてる内は大丈夫かなとも思える。
ここのところ芸能人の自死が相次いでいて、決まったように「何故突然」「そんな素振りはなかった」と報道される。
思うにそんな素振りを表に出せる人なら自死しないんだよね。
そして死後に「そういえばこんなことが…」と真偽不明の理由が後付けされる。
そんな時には「何故気付いてやれなかったのか」と自責の念を口にする人もいるけれど、本人が表に出さなかった気持ちに気付けるのはエスパーぐらいのものなので、自分を責める必要はないと思う。
たとえ対象が家族であっても同じだ。同じ家に暮らしながら知らないことなんて山ほどある。
残された者に出来ることは、ただ悲しむことだけ。
理由の詮索なんて不要だ。

