今回は事件が起こりました!
いつものように一心不乱に削っていたんです。
ノミの使い方にも慣れて"イイ気"になっていたのかもしれません。
他の生徒さんの個展準備で先生が席を外した隙にその事件は起きました。
"高い所と低い所"
先生の教えを念じながら、わりと慎重に掘り下げていると、
…突然大きな塊がボロッと、
取れました…。
"うわーーー!"
一気にかなりたくさん取れました。
それはちょっとしたリモコンぐらいあります。
Wiiです。
これはきっとWiiリモコンです。
本物を見た事はないけれど…。
これでテニスとか野球とか、できたらWiiソードが欲しいんです…。
斬って斬って…。
"…あぁ。"
取れた塊を元の場所に戻すと、ピッタリ。
割れた形もきれいに重なります。
取れた部分を着けたり外したり。
"どうしよう…。"
着けたり外したり…。
階段をバタバタ上る音がして、カーテンがシャーっと鳴って、先生が顔だけ覗かせました。
「おっ!いい感じになってきましたね!」
"ホント…ですか?"
褒められても、複雑な気分で、それはそのまま表情に出ていたんだと、思います。
先生の感想は、教えてもいないのに自転車に乗れなかった人が、突然乗れるようになったみたいな感じ、だったらしいです。
失敗したと思っていたのは"アリ"で人を関心させた進歩もじつは、偶然の出来事でした。
"偶然に…勝てない。"
何にしても、
"何とかを表現してみる。"とか、
だいぶ先の話みたいです。
