あれは、夏だったと思う。
小学生の頃かもしれない。
夕ご飯に何を食べたか覚えて無いけどその後、食べ足りなくてなんとなく冷蔵庫を開けた。
目の前にプリンがあった。
ラッキー!
箱の材料と牛乳か水を混ぜて作る、なんちゃって手作りプリン。
お母さんが作ったのかな。
いただき~!
プリンと、近くにあった小さい容器に入ったカラメルソースを取ってテーブルへ。
プリンにカラメルソースをかけて、
いただきま~す!
プリンを口に入れると、なんか変な味!!
びっくりして吐き出した。
なんじゃこりゃ。
何味よ!
「それ、素麺のつゆよ。」
ごはんを食べながら、お母さん。
すました顔。
なに!?
というか、今見とったやろ!
なんで食べる前に教えてくれんと!!
「普通、こういう場合、近くにある茶色いとはカラメルソースに決まっとるやろ!」
今の気持ちを精一杯ぶつけてみた。
「だって作ってないもん。」
な~に~。
よく見ると、テーブルの上に、水に溶く前のカラメルソースの袋が・・・!
「よく見らんけん。」
私のせい!?
「素麺つゆをこんなちっちゃいとに入れんでよ!」
行き場を失った怒りをぶつけてみたけど・・・。
お母さん平常心。
ひとつも笑う気配なし。
その後プリンがどうなったのかも覚えてないけど。
母を越えるのには、まだ時間がかかりそうだ。
au one gree 2008/02/22