昨日の又兵衛の月釜の風情を、ちょっとお見せします。

昔は、年末に笹の枝に茶筅を挿して売り歩く、「茶筅売り」の風習があったそうです。
また、「暦売り」や「鉢叩き」もいたとか。

お軸の画賛には「其の古き ひゆうたん見せよ はちたたき」とあり、道具番を仰せつかった身としては、何のことか調べなければなりません。
いくらオジサンでも、さすがに「茶筅売り」なんて見たこともありません。
精一杯調べて上記の有り様。

お年を召された先生方は、さすがに博識です。
道具番を務めながら、色々おしえていただきました。

茶筅が売れるの?
年が明ければ大福茶。新しい茶筅が必要ね!
「鉢叩き」と瓢の関係は?
鉢を叩いて空也念仏を唱え、門付けするの。鉢が無ければ瓢を叩いたの。

ふむふむ。
では向こうが「茶筅売り」で、手前の背中を向けたのが瓢下げているから「鉢叩き」。
ん?
でも茶筅も持ってるぞ?
答えは同業者。
この絵は、同業者同士で「景気はどうだ?」と声掛け合っている様でした。

私が道具番を務めるお茶会は、午後の方が良いかも?ヾ(^^ )