なんかね、最初に<明日ジョッシュにインタビューすんだけどなんか聞きたい事ある?>なんてオフィシャルフォーラムにポストされてて、面白いインタビューになりそーとか思ってみてたら途中ごろで<結構俺いそがしいし飲みにもいかなきゃなんないから、ネット見てる暇なくて>なんて言い訳してたりして。
どんなインタビューになるん思ってたらこんなインタビュー。May 05, 2008付けのクイーンズオブザストーンエイジ、ジョッシュインタビュー!そんでみんなが一番聞きたかった、DSとDVDとEODMのアルバムはいつ出るのさ?という問いは煙に巻かれているのでした。
http://www.nationalpost.com/arts/story.html?id=494109
ジョッシュが前回休みを取ったのは、彼が無鉄砲だった18歳の時でした。そのときの彼は高校を卒業したばかりで、手にはOvation(ギターブランド)のUltra GP jazz guitarを装備していました。10年以上経過してハードロックグループのQueens of the Stone Ageにフロントマンとしてそびえ立つ彼の仕事ぶりは、全盛期のジェームスブラウンですら冷や汗をかくほどです。
時にはこんなこと聞かれるんだけど、「君には音楽以外の趣味ってあるのかい?」って。そんな時はいつもちょっとばかりきまり悪いんだ。だって俺の答えっていつだって「no」だからさ。>ジョッシュはサイドプロジェクトであるイーグルスオブデスメタルの次のアルバムのミキシングの打ち合わせの休憩の合間に煙草を吸いながら答えます。
それがHomme(韻を踏むならmommyなんだって、オムっていうよりオゥミーって感じかな)と彼のバンドメイト達(名前の羅列は省略)の労働感覚で、東海岸から西海岸まで、全米に渡るツアー上で現在はカナダに向かっているところです。
去年アルバムEra Vulgarisをリリースしてから、QOTSAはカナダに2回ツアーに行っているのは偶然ではありません。カナダの都市でプレイしたバンドのショウのほとんどはソールドアウトで、彼らの最新シングルMake It Wit Chuもここでヒットしました。
<そりゃ大変なんだけどさ、まるでそんなことには構っちゃいないんだ。俺達あきらかに大都市でプレイするよりバンクーバーとかトロントとかカルガリーなんかでプレイしてみたいんだ。ほんとにとても身近なところって感じがするんだよな
そのバンドの人気が高まったのはQOTSAの2002年のアルバムSongs for the Deafの助っ人ドラマーとしてフーファイターズのデイブグロールの参加があり、それはただ形だけで通り過ぎたに終わりませんでした。
<特にこのバンドにいる時は、どこにいっても開拓地でプレイするのが重要なんだ。>Hommeは説明します。<俺達のサウンドマンのハッチはハリファックス出身で彼のママはそこに住んでるんだ。俺達はファミリーディナーにお呼ばれする予定だよ。>
コンスタントなツアーとレコーディングはいくつかの大きな問題点から目をそらしてくれることをHommeは認めています。彼の名前はゴシップページに頻繁に挙がっていました。激しい喧嘩と高慢な姿勢からバンドを離れる事になったQOTSAの有名なベーシスト、ニック オリバリ。Hommeは出来るだけベストを尽くしてその事を無視しています。
<俺がいつもやろうとしてるのは、常に前を見続ける努力をするって事。ひまな連中の戯言によると、あんたがどんな奴で何をやってんのかって事だって一目瞭然でわかっちゃうんだってさ。
確実にその手の連中の多くは、俺のことをアドルフヒットラーみたいなコントロールフリークみたいな奴だって信じてるんだろうよ。そのことについては、コントロールフリークタイプのどっかの誰かさんみたいに、訂正しようと試してみる価値すらないね。>
そうは言っても、ここには取り組みを始めるためのひとつの議論があります。現状ではレーベルインタースコープ下でにQOTSAは借りがあるので、1枚以上のアルバムもしくは、スタジオアルバムとドイツのソルトマインの地下で行われたジョッシュとバンドのプレイが見られるDVDをインタースコープでリリースする予定です。しかしながら、iTunesが世界で最大の音楽小売業者となり、そして同時にトレントレズナー(オムの親友)がMP3における音楽産業のルールブックの書き換えを行っている現在、QOTSAがウェブ上で生き残る方向に向かうのは必然のようです。
<小さなアイデアが大きなインパクトを持つことができるんだ。俺達クイーンズとかナインインチネイルズみたいなバンドには、ありがたいことにとても親密な気持ちをもってくれているファンがいてくれる…それで俺達はさえぎられる事なくアートが創っていけるんだ。どこだって画家の作品を検閲なんてする奴はいないだろう、ほんとにいつだって、音楽ときたら…レコードを作るのは常に戦争だよ。>
オムは手の内をみせてはいません。しかしながら彼は言います。
<俺がなにかやるんだったら、そいつがあきらかにされるってことだ。アルバムを買いにいかなきゃいけないってことに失敗するのも意外性があるよってこともメインの1つだね。>
<俺がなんか言ったら、そいつは秘密じゃなくなるだろ?Hommeは囁きます。?秘密なんてたいした秘密なんかじゃないんだ。誰も何も言わないときだけ、秘密は本当に力を発揮するのさ。>