高校野球 | 雅晴の「輝く道」

高校野球

今、全国各地で夏の甲子園に向けて予選が行われています。


もちろん自分が勤務している学校も予選大会に挑みました。


結果は負けてしまい、甲子園には行けません。でもいい試合でした。すごく接戦でした。わが校のサヨナラ負けです。



自分が授業担当している生徒もレギュラーの中に何人かいました。


その中で一年生でスタメンの生徒がいました。普段から彼がどれだけ野球に熱を入れて取り組んでいたかを知っている分、一年生なりに悩んでいる悩みを相談されていた分、どれだけ甲子園に憧れを持っているかを知っている分、自然と彼を一番応援している自分がいました。


もちろんチーム全体を応援しているんだけど、個人的にその彼に熱を込めて応援している自分がいました。


試合が終わると悔しさでナインは泣いていました。中でも彼は一番泣き崩れていてメンバーから励まされていました。


当たり前だけど、よっぽど悔しかったんだと思う。勝負事だから仕方ないんだけど悔しくて悔しくて泣くしかなかったんだと思う。


球場を出ると外でナインがインタビューを受けている場面に遭遇した。ほとんどの選手が泣きながら、でも涙をこらえながらインタビューに応じていた。大人だなと驚く。


彼もその中の一人だった。


「こんな時は何も言うべきではない」と思う自分と、「それでも自分なり一言声をかけたい」と思う自分に葛藤しました。


自分は声をかけました。


下を向いていた彼の背中をたたいた。彼が自分の顔を見る。


その顔は涙でぐしゃぐしゃだった。不適切な表現かも知れない。でも、すごくカッコイイと思った。


彼は自分の顔を見るなりまた泣き始めた。自分も泣きそうになりました。


でも何故か分からないけど、その時の自分は「泣いたらいけない」と思いました。


必死に涙をこらえながら彼に言葉を送りました。余計な行為だったかも知れない。自己満足かも知れない。


だけど見過ごしたくない自分がいました。


前向きに考えると彼はまだ一年生。今回の敗戦からたくさん学んで悔しさをバネにして、これからを頑張ってほしいし、これからの野球部をつくってほしいと思う。



本当にお疲れ様でした。