あなたと出会ったのは、
今年の3月。



俺はいつも通り仕事。
あなたはイベントで来てたね。



その時の俺はあなたになんの恋心も無かった。
むしろ付けまつ毛が取れそうなのが妙に気になってた。



あの時、俺は家族の問題で恋愛とか考えてなかった。




それから一月後、




あなたはウチにiPhone買いに来たね。




『お兄さんを電車でよく見ます。なんかケータイ見て笑ってますよ?』
俺は何を見てたんやろ?
メッチャ恥ずかしかったです。




それから少し経って他の売り場の人があなたと友達になりたくて四人でご飯行った。



ホンマは行く予定なかったんやけど、他の予定がなくなったから行ったんよ。



でも、
アレがなかったら付き合う事も無かった。



ご飯の帰りもなぜかカラオケ行きたいってごねてたあなた。
その時は『粘るなぁ』って思ってた。



結局帰る事にしたけど、
まだ粘るあなたに、
『明日仕事やからカラオケは無理やけど、お茶なら良いよ。』って言った俺。



メッチャ喜んでたね。



自宅付近のモスで2時位まで話してた。



他愛のない話、
でもとても心地良かった時間。



終電がなくなったから、歩いてあなたの家まで帰ったね。
その時も楽しくお喋りしてたね。



あなたの家についた時、あなたが言った。
『連絡先教えてくれませんか?』



言われるとは思ってなったから驚いた。
『男の人に自分から聞いたの初めてですよ?だってお兄さんなかなか聞いて来ないもん。』



すいません。
でも俺やって聞こうかなって思ってたよ?



そこで初めてあなたの名前知った。
遅っ!って思うけど、
聞くタイミング無くしてたもん。



それからしばらくメールや電話したね。
ホンマに他愛のない話やった。



でもそんな時間が、
そんな心地良さが、
そんなあなたが、
魅力的に見えてきた。


この時にはあなたの気持ちにも気づいていた。



ある日、二人でご飯に行った後、
初めて家に来たね。




もちろんやましい気持ちが全く無かったと言えば嘘になる。




でも、何も出来ない理由もあったよね。



俺はその時、東京に去年の秋まで同棲してた人がいた。
周りから見たら彼女同然だし、お互いもそんな感じやった。



でも、東京に行ってからお互い徐々に連絡することが無くなって行った。



『俺らはそういう関係じゃなくなっても、絶対に友達になれるよね。』



お互いがそう思ってた。




だからその子が東京で新しい彼氏出来ても、俺は祝福するやろうし、
向こうもそうしてくれると思ってた。




でも、あなたの事を何も言わずに
あなたと仲良くなるのが
俺はメッチャ嫌やった。



この時には、
俺はあなたの事が好きになっていた。
だからこそ、
このままではアカンと思った。



あなたに素直に言った。
『あなたが好き。でも今は付き合えない。もう少し俺に時間ください。』



ショックやったね。
ごめんなさい。
でも、その子にちゃんと伝えてからあなたと付き合いたかった。



それからしばらくして、
東京の子と話した。



俺の予想通り、
彼女は祝福してくれた。
彼女も東京で気になる人が出来た。
俺も素直に祝福出来た。




あっけなかったけど、
伝えるのと伝えないでは意味が違った。
真希、ありがとう。




その後、すぐにあなたに電話した。
『俺と付き合ってください。』




俺の人生三度目の告白。
それはとても自信に満ち溢れていた。




『はい。』
あなたはすぐに返事してくれた。



わかっていたとは言え、
やっぱり嬉しかった。




ごめんね。
俺の身勝手で、
待っててくれてありがとう。




きっと友達にもやめときなよとか言われたよね?
きっと悩んだよね?



でも、あなたならきっと待ってくれると思った。
だから俺もお願いした。



だからあなたを好きになった。



ありがとう。