我が家に3年に1度巡ってくるもの。
「二分の一成人式」
小学校の行事のひとつ。
小学四年生の10歳になった、なる子どもたちが10年を振り返り、感謝の気持ちを表すセレモニー。
ひとりひとりが「将来の自分の夢」を宣言し、親に手紙を渡し、歌を歌ってくれる。
3番目次女の時からその行事が始まり、次男、今回の三男で3回目。
昔の小学生の夢と言ったら、ほぼ、小学校の先生・幼稚園の先生・お花屋さん。くらいなものだったけれど。2017年の小学生の夢はかなり具体的かつ細分化していた。
パティシエが一番多い。
ユーチューバー、やっぱりいる。
野球チームの子どもたちは野球選手。
看護師さんのお子さんは看護師さん希望だったり。
ペット関連の仕事多数。
船乗りさん、大工さん、消防士さん、ダンサー、歴史研究家、水泳選手、卓球選手・・・。
三男は映画監督。
あ、野球選手じゃないのね。
10年後、20年後、子どもたちは子どもじゃなくなって、たくさんの体験をして。ほとんどの子がもっと違う道をみつけるだろう。
ずっと10歳の夢を追い続ける子もいるだろう。
いいね、これからなんだ。
憧れのおとなに会って、あとを追って、いつか憧れられるおとなになるね。
おとなは疲れてしまって、すっかり10歳の時の夢を忘れてしまっているけれど。
でも、おとなにも10歳の時の希望は残っているはず。
錆びついて開かなくなってしまった缶の中には、10歳の自分がいる。
子どもはあの頃の自分を呼び出してくれる。
ママへの手紙には、いつにない丁寧な字があった。
「ずっと宿題してないこと黙っていてごめんなさい。」
「ジョウって名前を付けてくれてありがとう。かっこ良くて気に入っています。」
こちらこそ、ありがとう。
10年一緒にいてくれて。
10年名前を呼ばせてくれて。
10年ママって呼んでくれて。
おめでとう。
