毎日毎日、「どうして?どうして?」って、布団に入って抱きしめながら訊いてみる。
またやってるよ。
と、呆れてお兄ちゃんたちは気にも留めない。
どうして、またうちに可愛い子が産まれたのかな。
お姉ちゃんは
「自分の子だからじゃないの?他のうちにも可愛い子が行ってるよ。」と。
そうだね。
どのうちにも一番可愛い子が届いてるね。
ロクはママのところに来てくれた訳ではなく、やっぱりこのうちを選んで来た。
ママは可愛がってくれるけれど、遊んでくれない。
お兄ちゃんと遊びなさい、と洗濯している。
お兄ちゃんにくたくたになるまで遊んでもらうと、ママを探す。
ママのおっぱいを探す。
おっぱいを飲んで、また第二ラウンド。
下のお兄ちゃんに転がされたり、アンヨの特訓を受けてまたくたくた。
またママを探して、おっぱい休憩。
少し息を整えるつもりが、不覚にも居眠りしてしまった。
ママも一緒に居眠りしているよ。
起きたら、またお兄ちゃんに泣かされるかな。
お姉ちゃんが帰って来て、抱っこしてくれるかな。
上のお姉ちゃんは、ぎゅーっていつもしつこいから痛いな。
そんなこと思いながら、浅い眠りにつく。
小さな家にお兄ちゃんとお姉ちゃんがたくさんいること。
ロクはガヤガヤといつの間にか大きくなっていくだろう。
うちを選んでくれてありがとう。
