嗚呼(泣)!


ブログを更新するのサボっている間に、書きとめておきたいことがずいぶんたまってしまいました。


ドラの穴の小島先生ほどではありませんが(笑)


どこから書こう、と迷いますが、そうこうしているうちに、小学校での将棋チャレンジタイムについて、7月を記録する前に8月のチャレンジタイムの日も過ぎてしまいましたのでまとめて備忘録。


7月、8回目のチャレンジタイム。


この日は過去最多タイの13人が参加してくれました。


文部科学大臣杯にいっしょに出場した子供たちのほかに、新しく来てくれた子が4人。


前回13人集まったときは、何人かの子が早々に飽きてしまい、帰ってしまいましたが、この日は最後まで13人。


うち1人(A君とします)は駒の並べ方がわかるだけ、もう1人(B君とします)は駒の動かし方から。


A君にはたいに頼んで1手詰めを解いてもらいました。


B君はおはじきを使って駒の動かし方を勉強。


そうなると、残った10人の子供たち(うち大人が1人)は対局の手合いをつけるのみでほったらかしになってしまいます。


棋力にもバラつきがあるので、手合いも平手というわけにはいかず、将棋大会はクラスを3つに分けるも一部駒落ちを導入。


暫定でもいいから級位をつけてあげないと、ちょっと手合いが混乱気味。


やはり10人を超えて、さらにその中に初心者の子供がいると私の能力ではコントロールしきれなくなります。

そんなわけで、PTAの役員のお母さんにお願いして、PTAから家庭に配布する通信の片隅に、「将棋チャレンジタイムにお父さん、お母さんのサポーター大募集!」と募集広告(笑)を載せていただきました。


果たして手伝ってくれるお父さん、お母さんは現れるかな?




ところで後日、A君のお母さんとお話する機会がありました。


聞けばA君、将棋はお母さんと対局しているらしいのですが、この日の夜に、


「僕は年下だから玉を使うんだよ」とか、

「玉の次は金、銀、桂の順に左、右って並べるんだよ」


とか、自慢げにお母さんに教えてくれたらしいです。


そういう話を聞くとたまらなく嬉しいですね。

来月も来てくれたら、またお母さんに自慢できるような知識を是非授けたいと思いました。



そうこうしているうちに、8月。


この日はお盆空けの夏休みど真ん中でしたから、ほとんど集まらないだろうなあ、と覚悟していました。


たいとは、


「誰も来なかったら俺と練習対局して帰ろう」って話していました。


ところがフタを空けてびっくり。


この日も10人が参加。


実は7月の終わりにまたひとり、柏教室に通うようになってくれた4年生の男の子がいまして、これでチャレンジタイムから柏教室に通うようになってくれた子供は3人目!(我が子を除く)


彼らがコンスタントにチャレンジタイムにも顔を出してくれるので、上位のクラスが充実してきました。


唯一大人で参加してくださっているスタッフのBさん、この3人の子供たちに最近までは平手で勝てていましたが、いちばん強いYくん(柏で6級)の子には2枚落ちでいい勝負。

次に強いRくんには平手で惨敗。


Bさん、強くなった子供たちに少々意気消沈気味ですが、負けずにがんばりましょう(笑)。




さて、前回来てくれたA君も顔を見せてくれました。


ところがこのA君、びっくり。


簡単な3手詰めをすらすらと解けるようになっていたのです。

金と銀を持ち駒にしている問題で、先に金を打つか、銀を打つか、といった問題はパーフェクト。


「(先に金を打つのが正解の問題で)なんで銀を先に打っちゃいけないんだろ?」とたずねたら、


「(銀の)横に王様が逃げられちゃうから」と理屈で理解しています。


A君、まだ1年生。

でも、他の子とはちょっと違うセンスを感じます。


柏教室に通わせてみたいなあ・・・


本人を誘えば間違いなく体験に行きたがると思いますが、将棋をお金を払って習うって、誰もが肯定するとは限らないもの。

ご両親におことわりして、許可をとってから本人を誘わないとトラブルになる可能性があります。


なのでぐっとこらえて、お母さんとお話できる機会を待ちたいと思います。



毎回楽しみにして来てくれる子が増えて、将棋大会の手合いもスムーズになって、チャレンジタイムを続けていける気がしてきました。


逆に言えば、もう後にはひけない(笑)


仮にあゆが卒業して(もともとあゆはこのチャレンジタイムに顔を出していませんが)、たいが将棋を指さなくなってしまったとしても、このチャレンジタイムは続けていかないとなあ。


嬉しくもあり、プレッシャーでもあります。