今年もこの時期、首都圏のJRの電車には、スタンプ帳を持った子供たち(に混じって汗だくのおじいちゃんやおばあちゃんもちらほらw)でいっぱいです。


電車が駅に止まってドアが開くと、改札に向かっていちもくさんに駆け出していく子供たち。


渡辺竜王の息子さんとお母さんも、5日で全駅制覇した というからすごい。


かくいう我が家も、かつて3年連続で全駅を制覇したことがあります。

確かにどうやっても5日はかかる。(めいっぱいやれば4日で可能かもしれないけど、その前に熱中症で倒れるでしょうw)


初めての制覇はたいがまだ3歳の頃ですから、私が息子を小脇に抱えて改札まで階段を登ったり。

蒸し暑い駅と、冷房がガンガン効いた車内とを行ったり来たりした結果、子供たちが気分を悪くしてその日はリタイアしたり。

スタンプ帳にうまくスタンプが押せなくて重なっちゃって、納得行かなくて悔し泣きしたり。

フリーパスをスタンプ台に忘れて大騒ぎになったことも。


慣れてくると、どの駅のどの場所にスタンプ台があるかがわかってくるので、次の駅で効率よく押すには、何両目あたりに乗ればいいのかも考えながら電車に乗っていました(山手線は3分で次の電車が来るので、コレに乗れるかどうかで押せるスタンプの数が大きく違ってきます(笑))


そのうち子供たちはひとりでスタンプが押せるようになり、

そのうち私は改札を出なくても勝手にスタンプを押して来られるようになり、

最後は姉弟だけでスタンプを集めにでかけられるようになり。

単に駅に降りてスタンプを押し、また電車に乗って次の駅に移動する・・・というだけの一見不毛な遊びなのですが、子供たちにはそれなりに楽しかった記憶として残っているみたい。

もちろん私にも。


そんなスタンプラリーにも、将棋にはまった去年からはさほど興味を示さなくなりました。


今年は私もまったく気にかけていなかったのですが、いつの間にかたいがひとりで駅をまわってスタンプ帳をゲット。


でもせっかくのスタンプ帳には、まだ柏と千駄ヶ谷のスタンプしか押されていません(笑)



いっしょに駅を回ったのが、もうずいぶん昔のことのように思えます。


子供の成長はさみしさと隣り合わせですねぇ・・・