活動時間終了後から消灯までの1時間半は、食堂にてリレー将棋を企画しました。


大人を含めた4つのクラスから、トランプのくじ引きを使ってひとりずつ、4人でひとつのチームを作ります。

全部で14チームができました。


時間が限られているので対局は1回だけ。


勝ったら豪華おやつ。シュークリーム、プリン、ゼリーが選べます。

負けたら駄菓子。

最初はふ菓子とか、うまい棒とかいう話でしたが、フクヤマさんことしょうパパさんが、ご友人のつてで、袋詰めの立派な駄菓子セットを用意してくれました。

プリンよりこっちの方がいいっていう子も多かったかも(笑)


もうひとつ、リレー将棋にはスペシャルルールを用意しました。

それは、1回の対局につき2回まで、「お助けカード」を使えるというもの。


こどもと将棋をしよう!@柏


お助けカードを使ったチームは、一度だけ先生に入ってもらって、一手指してもらうことができます。

ただし、どの先生に指してもらえるかはくじ引きによる運次第。


くじ引きにはどんなカードが入っているかというと・・・



まずは勝又先生、飯島先生、上田先生(ハートつき)。


こどもと将棋をしよう!@柏



そして、ドラの穴の小島先生。


こどもと将棋をしよう!@柏










そして真のスペシャルなお助けマンは・・・


















































フクヤマさん、千駄ヶ谷10級(笑)


こどもと将棋をしよう!@柏




このカードを自宅で作っていたとき、私の嫁さんは反対していました。


「ただでさえ強い子もいて指しづらい局面で、変な手指して子供たちに責められたらフクヤマさん、かわいそうじゃない!!」


何を隠そう、うちの嫁さん、フクヤマさんのブログのファンなのであります。


ところがどっこい、そんなことでめげるフクヤマさんではありません。


「何言ってんすか~、いちばんおいしい役どころじゃないスか~。」


そして彼の目論見は当たりました。


お助けカードの使用を宣言すると、相手チームからはフクヤマコールが(笑)


「フックヤマッ、フックヤマッ!!」と。


期待に応えて(?)、フクヤマカードが出る出る(笑)


飯島先生が2~3回だったのに対して、フクヤマカードを引いたチームは10回近くにのぼったと思います。


そのたびに、歓声と落胆のため息。


中には2枚ともフクヤマカードだったチームもあって、


「お助けカードの意味ないじゃんむかっ」 と怒り出す子、


「フクヤマさん、やだ~!」と泣き出す子まで出る始末(笑)


こうしてフクヤマさんがおいしいところを全部持っていき、リレー将棋は大成功(たぶん)に終わったのでした。


※ ※ ※ ※ ※ ※


子供たちの就寝・消灯後は、親同士のお疲れ様会&反省会。


日頃大会等で顔をあわせても、あまりゆっくり話はできませんので、親同士が交流できる機会があったことも、今回の合宿では意義の大きかったことのひとつでした。

今回の交流が、また地域地域の将棋大会などを盛り上げていってくれることでしょう。



さて、2日目は9時から正午まで、将棋大会です。


各クラスとも前日に消化した2~3局の続きで、各クラス総当りにて順位を決定します。

まずは大会審判長の飯島先生からお話。


「最後まであきらめずに指すこと」


「勝った人は相手に『ありがとうございました』。これは「負けてくれてありがとう」ではなくて、対局してくれてありがとう、またよろしくお願いしますという気持ちを込めて。」


こどもと将棋をしよう!@柏


会場となる部屋に、対局結果を一覧表にして張り出しましたが、対局表を5クラス分、模造紙に書いてくださったのはノブ母さん。

子供たちのために、大量のおいしいクッキーを焼いてくれたかたわらの作業でした。

どうもありがとうございます!


賞状の筆耕は、大会名を各先生にお願いし、受賞者の名前は、書道有段者のzanoさんが担当してくださいました。

賞状の数、3位まで×5クラスで15枚!こちらもどうもおつかれさまでした。


この時間、私は子供たちの写真を撮ってまわっていましたが、手合い係の担当のお父さんたちが、大会の対局を完全にコントロールしてくださいました。


指導対局も予定していましたが、白熱する大会対局の観戦者が多く、先生も感想戦に加わっていただく時間が多かったようです。このあたり、まだまだ改善の余地があるように思っています。


こうして正午までに無事大会の対局が完了し、お昼ご飯を食べた後は、ちょっぴりさみしいけれど閉会式です。

閉会式が始まるまでの時間も惜しんで、子供たちはロビーで練習将棋。


こどもと将棋をしよう!@柏

閉会式では、前回書いたように、保護者のみなさんでお願いしてまわって集まった賞品を授与。

ひとりにひとつ以上の賞品を用意してあげることができました。


詰将棋大会、最多対局賞、最多勝利賞の面々が揃って、いただいた色紙を手ににっこり。


こどもと将棋をしよう!@柏

ラストには勝又先生がサプライズで用意してくださった、日本シリーズ参加棋士全員のサイン入り限定扇子争奪戦。

飯島先生とじゃんけんします。ものすごい盛り上がり。


こどもと将棋をしよう!@柏


そして、閉会式の最後の最後には、もうひとつサプライズが待っていました。


なんと、週刊将棋の号外が到着!



こどもと将棋をしよう!@柏


これは、進行総括のみやみやさんが、持ち込んだパソコンとプリンタでこっそり印刷してくれたものです(驚)


これには、一同みんな、本当に驚いていました。

みやみやさん、ありがとう!ホント、おつかれさまでした!


実は閉会式後、指したりない子もいるだろうと予測して、近隣の公民館をおさえておきました。

そこは自由対局でしたが、飯島先生、上田先生もおつきあいくださり、指導対局も行ってくださいました。


こうしておまけの将棋活動時間がみっちり17時まで。

実に盛りだくさんの将棋合宿は幕を閉じました。


これで合宿は終わりです。


あ~あ、終わっちゃいました。楽しみにしていたのに、始まっちゃったらあっ!!という間!


子供たちに目立った事故やトラブルがなく終了したのが何よりもホッとしたこと。


さあ、次はまとめとして、合宿を通して思ったことをつれづれに書いてみます。

もう1回だけおつきあいください。


つづく(笑)