以前、地元の小学校のバザーと併催されるイベントのコーナーで、子供たちと将棋を指したことを書きました 。
棋力7級の私でも、将棋をきちんと習っていない子供相手なら、十分に余裕をもって指せることがわかりましたし、駒の動かし方や、簡単な詰将棋を並べることなら、私にもできそうだ、と実感できたのが収穫でした。
ところで、私たちの地元の小学校には、教育委員会が「放課後の子供の居場所をつくる」というコンセプトで、平日の夕方や土日に、子供たちが集まって遊ぶことができるように、校舎の一室を開放する、という制度があります。
ゆくゆくは市内のすべての小学校に設置する方針のもと、昨年よりモデル校として取り組みが始まっているものです。
有料の学童保育とは違って、年間500円の保険料を払って登録さえすれば、すべての子供たちが自由に利用することができます。
リーダーの方など、教育委員会が派遣している大人の方が目を配ってくださるので安心です。
それだけではなく、「サポーター」として登録している地域の大人たちが、ボランティアで運営を手伝ってくださっています。
定年退職をされたシニアの方や、周辺の大学生、大学院生のほか、保護者の父兄もサポーターに加わっており、「チャレンジタイム」と呼ぶ時間を設けて、各人の得意分野を生かして、書道やいけばな、ソフトテニス、バスケットなどを教えてくださっているのです。
私も微力ながら、サポーター登録をしていましたので、このシステムを生かさないテはないな、と考えていました。
ときん君パパ さんやみやみやさん の活動に触発されて、我が校からも来年の文部科学大臣杯にエントリーするのが目標です。
それにも増して、将棋というのは子供にとって、メリットの多いゲームだと強く感じていますので、地元で将棋に親しむ子供たちを少しでも増やすことができたら、お世話になっている“将棋”に対して少しでも恩返しができるのではないか、と思い始めたのがきっかけです。
何より子供に何かを教えるというのは本当に楽しい。
そこで私は、土曜日にチャレンジタイムを設けて、将棋をやらせてもらえませんか、とお願いしてみました。
リーダーの方は大変喜んでくれて、早速12月12日(土)(今日ですね(笑))に1回目のチャレンジタイムを設けてくれることになりました。
するとこの経緯を見ていた息子、たいが、
「パパ、学校にポスターを貼ってみたらどうかな。」
と言い出しました。
イベントの告知は月に一度配られる「予定表」に一ヶ月分のスケジュールが掲載されるのですが、これだけでは告知が不十分だと思ったのでしょう。
たいはたいなりに、なるべくたくさん参加者を集めるにはどうしたらよいか、考えていたようでした。
これは我が子の教育上、またとないチャンスと思った私。
早速いっしょにポスターを作製しました。
たいの作品。
なかなか上手にできました。
続いて私の作品。
できあがったポスターを、たいの作品は担任の先生に許可を得て自分の教室に貼り、
私のは、リーダーに頼んで、ルームの外がわの窓に目立つように貼ってもらったそうです。
ところで。
そうは言っても私みたいなのが、まがりなりにも子供たちに将棋を「教える」というのはやはり緊張感と「本当にいいのか」という後ろめたさがあります。
初めての子にどうやって教えたらいいんだろう。
駒の動かし方から始めるとして、次は?
平手でこちらがゆるめてやってみるのがいいんだろうか?
頭金など、簡単な詰将棋をやってみるのがいいんだろうか?
そんな悩みにも、インターネットは本当にありがたく力強い存在です。
杉並・棋友館の おにぎり先生のHP と、みるくさんのHP に、将棋の指導方法とツールが豊富に掲載されていましたので大いに参考にさせていただきました。
(みるくさんてどんな方なのか知らない私。どなたかご存知の方がいらっしゃったらこっそり教えてくだい)
それから、駒の動かし方から始める子供たちが来ることを想定して、日本将棋連盟の「SHOちゃんの大冒険」という初心者用の冊子を配りたいな、と思いましたので、カリスマ指導棋士の飯島先生 に相談させていただいたところ、ふたつ返事で気持ちよくわけていただくことができました。
次は手合いカード。
既に将棋を指せる子は、とにかくたくさん対局をしたほうがよいだろう、と思いました。
初心者の子は、対局のほかに、詰将棋を解いた数だけスタンプをあげようと思いました。
そこで、初心者用と、対局用、色の違うふたつの対局カードを作成してみました。
デザインと裁断は、これもたいと協力して作ってみました。
肝心の将棋盤は数が足りなかったので、柏の石田先生に相談したところ、こちらも
ふたつ返事で使っていない普及盤と駒をお借りすることができました。
こうしてたくさんの方のご厚意のおかげで、準備を進めることができました。
他に、駒の動ける位置を示す練習をするためのおはじきと、一手詰めの問題集を用意して、準備万端!・・・かな?
さぁ、当日はいったい何人来てくれるでしょうか?
「初回は2人でも3人でも来てくれたら十分だよ、誰も来なかったらふたりで対局していようぜ(笑)」
私とたいはこんなことを話しながら、いざ会場となる学校へ向かったのでした。
果たして結果はいかに。
次回に続きます。



