みなさんはダーツで遊んだことありますか?
東京では(おそらく全国でも)数年前にダーツブームが起こり、今も根強いブームが続いています。
かくいう私も、ダーツにハマっている友人の影響で、年に数回、ダーツバーへ行って遊んでいます。
ダーツブームの火付け役。
それはオンラインでつながれたダーツマシンと、ICカードによる会員証です。
会員証をダーツマシンに差し込んでプレーすると、別の店で友達がプレーしていることまで把握することができます。
私はやったことがありませんが、オンラインで離れた店にいる人とプレーすることもできるみたいです。
プレーの結果はすべてデータベースに蓄積され、インターネットから確認することもできますし、全国のランキングを見ることもできます。
つまり、リアルな店でプレーした結果がネットで共有され、全国のプレーヤーとあたかもいっしょにプレーしているかのような楽しみがあるのです。
ここまで書くと、なんとなく似ていると感じませんか?
そう、将棋道場と、将棋倶楽部24あるいは近将の存在に似ているのです。
将棋道場は、それぞれ道場ごとに級位、段位を決めています。
だから当然、たとえば柏の6級と千駄ヶ谷の6級では同じ棋力とは限りません。
もしもこれが共有されていて、離れた場所にいる人たちとも将棋を指す楽しみが生まれたら、
将棋はもっともっと楽しいものになる可能性があると思います。
最近、親系ブログのおとうさん、おかあさんたちと、いつか将棋を指したいですね、とお話をさせてもらっています。
でも私は千葉にいるし、秋田のおとうさんも、宮崎のおかあさんもいます。
だから息子が倉敷にでも連れて行ってくれないと、本当に指す機会には恵まれないかもしれません。そりゃ無茶ってもんです(笑)。
実名でのネット将棋といえば、近将がありますね。
ただ、実際の道場で指す将棋と、近将のレーティングとはリンクしていません。
そこで。
将棋連盟の支部会員は共通の会員証を持ち、会員のレーティングをデータベース化する。
希望すれば会員証のIDで個人名を開示してネットで指すことができる。
もちろん道場に行ったら、対局の結果をデータベースに残す。
そうなれば、将棋大会に出場するときもレーティングでレベルの均質化が図れるので
面白い勝負になります。
どこの町の道場に行っても、正確な棋力の申告ができます。
ネット将棋は楽しいけれど、顔が見えない相手と指すのは味気ないという意見もたくさん聞きます。
本当は、「顔の見える相手なんだけど、物理的な事情でやむを得ずネットで指す。」
そんなネット将棋の活用の仕方が、実はなじみやすいんじゃないかと思います。
会員同士、SNSみたいな機能をつけて、ともだちの登録ができるようにすれば、気心が知れた会員同士でサークルを作って、仲間内の将棋大会ができるかもしれません。
仲間うちでランキングをつけるのもきっとすごく簡単です。
実現のためには、システムやデータベースの整備、道場に設置する機材の整備など設備投資が必要ですが、道場でのリアルな将棋とネット将棋がうまくリンクすれば、もっと気軽に将棋を楽しめる土壌ができるような気がするのです。
ダーツブームの背景を考えるにつけ、将棋界でそれができない理由があるとしたらなんだろう?
って考えたりします。
みなさんはどんなふうに感じられるでしょうか。
っていうか偉そうなこと言うその前に、私が近将デビューするほうが先ですけど(笑)。