将棋を始めると、いい将棋盤と駒がほしくなりますよね。
あこがれの本カヤ7寸将棋盤に、4本足の駒台。
でも、羽生さんもひろパパさんのひろくんも、初段になったときに初めてお祝いに将棋盤を買ってもらったと 聞いて、
我が家でもたいが初段になったら将棋盤を買おう、ということになっています。
「将棋盤が豪華になっても将棋が強くなるわけじゃないから、その分将棋の本を買ってもらったほうがいい!」
って、ほぉ、なかなか殊勝な心がけだ(笑)。
ところで私の親父は大工でして、幼少のころ、実家には足つきの将棋盤がありました。
兄弟の誰も将棋を指さなかったので、それは長らくものを乗せる台に成り下がってしまっていました。
ふと思い出して実家で親父に聞いてみたら、作業小屋の奥から見つけ出してくれました。
実はこれ、親父が請け負った建設現場で、あまった松の梁材で作った手作りの将棋盤。
でも足はしっかりとクチナシを形どってあります。
村山聖さんと同い歳の私が生まれた年に、作ったものなのだそうです。
いい感じにアメ色に染まっていますが、天板はシミだらけでそのままでは使えそうもありません。
写真は面(カドの部分です)だけかんなをかけたところ。これだけ色が違います。
しかしそこはじいじの孫かわいさよ(笑)。
何よりも優先して、削りをかけてくれることになり、この3連休に仕上がってきました。
4寸の厚さの松の木も、長年の乾燥でゆるやかに反ってしまっていましたが、平らに調整してくれました。
(写真では天板がたいらですが、底の部分はゆるやかに反っているの、わかりますか?)
天板にはヒビが入り、側面は年輪が浮き出ていて決して器量が良いとは言えませんが、おじいちゃんの
手作りの40年物の足つき4寸盤。
これは価値があります。
早速今日、駒台を買ってきて、家族で対局となりました。
ところで駒のほうはといいますと、これも義父が子供のころにつかっていた彫りゴマですから、もう半世紀も使われた年代物です。
歩も成り駒の文字も、あまり見かけない旧字体。
ふたりのおじいちゃんがくれた40年物の将棋盤と半世紀超の彫り駒。
なんと幸せなことだと思いませんか。
子供たちが人の子の親になるころ、本当の価値が理解できることでしょう。





