トレードオフ


機械学習は使えば使うほどいいというものではありません。


というのは、同時に存在すると、相性の悪いものがあるからです。


その例が、マスターゲティングと1to1です。


そもそも、機械学習とはアルゴリズムで何かを予測することに過ぎません。


成果が上がりにくい順に予測するなら、その人たちを避けて広告配信を行う、マスターゲティングになります。目的は人数をたくさん確保することです。


成果が上がる順に予測する(例えばランキング予測やリコメンド)なら1to1マーケティングになります。目的は人数を少なく絞り込むことです。


このように、ひと口に機械学習と言っても、目的が正反対のものがあるわけですね。


そのため、どちらかしか使えないトレードオフ関係になっています。




今日はこんなことを考えました。