彼方を理解し認めてくれている

良い所を見いだして賞賛してくれる

そんなことが嬉しくて

心が救われる


心許ない彼方の中傷に…

心が引き裂かれたように痛くて

出せない涙が胸を締め付けていた

喉が焼き付いて叫べなかった


善し悪しは誰が決める?

杓子定規に何を計る?

悪意があるなしに関わらず、言う必要性ない

誰もが得手・不得手があるよね…


そんな憤りの中で

入ってきた彼方の話…


嫌な空気が出てこない

みんなが優しくなっていく優しい青年

周りに居心地の良さを与えてくれる人だと


彼方の事

そんな風に言われたら


ギリギリの決壊が崩壊しそうになる

嬉しくて…

棘が抜けるように

ゆっくりと一つ一つが終息していく


見上げた空に目頭が熱くなって

俯けなくなった


光の中に浮かんでいるフワフワの雲が

強い風の中

ゆったりと流れていく

空の模様は形を変え

私に寄り添う


強くなろう…

ちゃんと立って笑っていられる人に

静かな強さを持つ彼方のように