奈良電気鉄道(通称 奈良電) 国鉄京都駅から近鉄西大寺駅間を走っていた電鉄会社がありました。
この1年少し後(正確には63年10月1日)に近鉄に買収され、現在の近鉄京都線となっています。
当時 奈良電は京阪の丹波橋駅へ乗り入れてました。
戦前はそれぞれの丹波橋駅が別だったのを、戦争中陸軍(?)の指示で乗り入れるようになり
余談ですが深草の今の聖母女学園に師団指令部があり、龍谷大学深草学舎等含めた
京阪の深草から墨染間の西側は軍隊関係の施設がありました(生まれて無いにので
聞いた話です) 今も師団街道、第一軍道、練兵場、軍人湯等の名前が残ってます
その後近鉄合併後5年ほどしてまた戦前のように別になり、現在のような形になりました。
当時は1時間に1(往復)本程度、丹波橋から京阪と奈良電がそれぞれ相手路線へ乗り入れる直通
運転をしてました。
奈良電は奈良から三条へ、京阪は宇治から京都駅へ(もちろんその逆も)
写真の場所は今は大きく変わっています。
京都地下鉄の近鉄竹田乗り入れで竹田駅が京都方へ移転し、各停しかと止まらなかった
のが立派な駅になり、写真の左側は今、地下鉄の大きな車庫になっています。