麻痺した脳の快楽に身を委ね
遠景、朝日が昇る前に死のうと決める
叙情、欲深い扇動者の行方を追う
いつか飛ぼうと試みた
ビルの屋上に訪れる朝
眠れる夜はループする
宇宙の真理の如きを見た
日と月の中庸に位置する危うさは
灰色の空を認識させる
俺が知覚したものが世界なのか
既にある世界を知覚したのか
そんなことはどうでも良くて
ただそこにある質量のみを
意図しない戦略に飲み込まれた
謀略家は謀ることを止めた
謀られた計略は行き場を失った
俺はどこに行けば良いのだろうか
窓の外を眺めつつ眠る
不穏な考えは消えていた