はるかの人生学概論 -20ページ目

はるかの人生学概論

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淀み無く耽る夜と朝の相克の中
苦悩する俺をまだ追い詰めるのか


至極真面目に生きてきて
随分損をすることも多かった
特に虚無を感じているわけではない
ただ単純に哀しいだけだと思う

他人に転嫁して責める
そうしたほとんどの人間と
連なって働く分子の作用とは
恐らく同じだろう

悠々たるバイタリズムの
谷間に潜む寂寞の存在に
お前はきっと気づかない

気づいて欲しいわけでもない
それは強がりでもない
あの子はきっとそれに気づいたから
俺を見ているのだろう

ゆっくり草を噛んで反芻する
そうな風な心情