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はるかの人生学概論

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赦されることはない
その罪を罪と知らないことを


世界から消えようとしている
全てのものを手にしても
崩れつつある時間の壁を
食い止めることは出来ない

夜に隔たれた距離を埋めようとも
その質量に引き寄せられようとも

ビルの間に潜む闇
走り去る車の灯り
次々流れゆく光線の
残像が見せる記憶の隙間

あの頃聴いた曲を思い出した
凄く都会的な空間的な旋律に

糸が張り詰めたような空気の中
赦すことはしないであろう
記憶の隙間を縫って現れるかの女と
すれ違ったような気がした瞬間