実感時間が経つのが早いきっと寒さのせいだろうコートの襟を立てて足早に歩く少女近くに学校があることからも恐らく学生だろう今年一番の寒さに照らされた彼女は十三四歳の少女のようにも見える実際大人びた少女なのか少女じみた女性なのか俺はわからなくなっていた少女にしては経験のありそうな処女でもあるような戸惑いを覚えつつも瞳の美しさによるものだと気付いたとき俺は今が冬なんだと季節を実感した