ヘルシンキからの船も無事にストックホルムへ近づく。
部屋にシャワールームがなかったので、外のシャワールームでシャワーを浴びて帰ると、さっきまで寝ていた同室のロシア人、ヴァレンタインの姿はもうなかった。
どうやら着替えを済まして、もうすでにEXITへ向かっているようだった。
また時計を1時間戻し、スウェーデン時間の9時40分にヴァイキングラインの船が港に着いた。

2日ぶりのストックホルム。
・・・といっても、前回街に出たのは3時間くらいだったので、初めて来たに等しいが。
ヴァイキングラインから出て、往復のバスチケットを買った事を思い出す。
いやな予感がした。
そういえば、チケットってレシートみたいなヤツだった気が・・・。
そう、昨日、旅の半分近くまで来たので、いろいろ使った金額を清算しようと思い、計算した後にまとめてたくさんのレシートを処分したばっかりだったのだ。
カバンの中などを必死に調べる。
やはり、ない。
やっちまったか・・・。
どうやら清算したレシートと一緒に捨ててしまったようだ。
ちなみにヴァイキングラインの窓口に問い合わせてみたが、やはりバスチケットは現金で買ったため、履歴を調べることができず、再発行はできませんとのこと。まぁそりゃそうだろうが・・・。
なんか悔しかったので、フェリー乗り場から歩いて市内まで行くことに。
といっても、歩いて約20分くらいの距離なのだが。
変なところで意地を張ってしまうのは、小さい頃からの習性だ。
これはもう・・・直らないだろう。
そんなことはさておいて。
明日の朝、ベルリン行きの飛行機に乗ることになっているのだが、出発は朝の6時半。ということは、遅くとも朝4時半には空港に行きたい。
・・・徹夜するか、、、
そんな考えが頭をよぎった瞬間、俺の中で徹夜が決定。
昨日、旅の予算を計算してみたところ、自分が考えていた額より大幅にオーバーしていたからだ。
アジアで飛行機を何度も使ったのと、インドでの詐欺事件とヨーロッパの物価が想像以上に高いことで、予算と比べて支出がだいぶ多くなっていたのだ。
旅の途中で薄々勘付いてはいたが、自分の中で考えないようにしていた。
だが、現実は常に現実であり、いくら自分が考えないようにしていても、出て行ったお金は返ってこない。
なるべく節約するようにしよう、と思う。
そして、どの街にもあり、尚且つタダでネットが使えると言う理由で、旅の途中から定番になりつつあるMcDonaldでのネットサーフィンをする。
ちなみにチーズバーガーとコーヒーがどちらも1ユーロ。
ユーロが130円代前半の今、日本と比べてもそう大差はない。
食べ物にかかる税金が20%を超え、メシがバカみたいに高い北欧で俺を助けてくれるMcDonald。そしてネットもタダ。
・・・エコとか食に関心を持つとかいいながら、、、そんな活動をしているのに、、、書いているこのブログもエコブログなのに、、、ブログの分類もエコライフなのに、、、ごめん!
と思いつつ、背に腹は変えられん!ということで結局、ちょくちょく来てしまっているダメな俺。

▲スウェーデンで流行っていたニシンバーガー。美味しかったです!
その後、ストックホルム中央駅からもバスで20分ほどでいける、スカンセンという野外博物館へ。

ストックホルムの本島の隣にあるユールゴーデン島にあるこの施設は、スウェーデンが他のヨーロッパ諸国と同じように、急激な工業化によって、古い伝統を失っていくのを嘆いた、創設者のハッセリウスが、スウェーデン全土から約150棟(!)の伝統的な建物を集めてオープンした建物らしい。
昔のスウェーデン人がどんな暮らしをしていたのか気になった俺はそこへ行ってみることにした。
結果。
予想以上に楽しかった!!
最初はあまりの人の少なさに、こりゃー失敗だったかも、とうっすら思った。
さびれた遊園地を通り過ぎたとき、地元の倉敷チボリ公園の惨状(すでに閉鎖)を思い出してちょっと切ない気持ちになった。


だが、歩を進めるごとに、すごいユニークな建物が出てくる。

こんなんとか、

こんなんとか。

▲温室には色とりどりの花が咲いていて綺麗!
なぜか動物園みたいなものが併設されており、北欧の動物たちもいるようだ。

オットセイにエサをやる飼育員。
あまりのオットセイのがっつき具合にちょっとビビりながらも、間近で見る動物に感動。
そして、北欧の動物といえば、、、そう!!
トナカイ!!

・・・これ、トナカイ??
じっと止まって動かないトナカイ(っぽい動物)。
どうやら、Moose、ヘラジカらしい。
お疲れちゃん??
まだシーズン入ってないから稼動していないのかな??
と、一人でヘラジカに語りかける俺。
残念ながら、ヤツの反応はない。
あまりに愛想がなさすぎるため、すぐに飽きる。
また新たに建物を発見。
どうやら、ここは入れるらしい。Oppet オープンと書いてある。
入ってみよう。
ガチャ。
ぎゃー!!

・・・って暗い中からいきなり出てくるなーー!!!
と思ったが、話してみるとすごいイイ人だった。
「ここはSpice shopと呼ばれているけど、香辛料だけじゃなくて、タバコや香水、新聞なんかも売っていたんだよ。ただ、Spiceがその時の人にとってはとても大事だったから、Spice Shopと呼ばれてたんだ。」と話す19世紀風の格好のおじさん。
ほうほう、ということは今のコンビニみたいなもんかな・・・。
ちなみに、このお店があったのは、東インド会社などが活躍していた大植民地時代の頃らしい。
基本的にはイギリスとの貿易で商品を購入していたらしいが、スウェーデンもどうやら西インドに植民地を持っていたらしい。それは知らなんだ・・・。
ちなみにパン屋。

家具屋。

金物屋にも行ってみた。

働く人がみんなそれぞれいい味を出していた。
・・・止まっていたら蝋人形かと思うくらい、雰囲気ありすぎ!
しかも、本当にパン屋はパン焼いてたり、家具屋のおじさんは、本当に家具職人だったりして、リアルだったのが面白かった。
一通り、昔の職人たちのお店を訪れた後、園内の丘に登ってみた。
川の向こうにストックホルムの景色が一望できる。


秋でだんだんと、木の葉の色が緑から黄色、黄色から赤色に染まっていく様子が素晴らしい。
日本でもお馴染みの景色ではあるものの、北欧の自然は日本のそれよりさらに美しい気がする。
古いレンガなどの町並みが残っているからだろうか。
街と自然がとても調和しているような気がするのだ。

▲縄文ハウス(分かる人には分かる)的な建物も発見。
夕方近くになり、スカンセン見学もほぼ終わったので、ユールゴーデン島を離れ、ストックホルム市内を歩いてみることに。
ヘルシンキ市内を歩いている時も感じたが、やはり北欧の街歩きはそれだけで楽しい。
売っているモノがかわいいし、街はゴミ一つ落ちていないし、なにより街自体が安全だ。
インドを歩いている時などは、常に周りを警戒していて、それだけで気疲れしていた気がする。

特に自然のもの・・・木や石など・・・を生かした商品が多いので、ナチュラル系、北欧系グッズが好きな俺にはたまらない。
ふと入ったワイン屋のおばちゃんと仲良くなる。
どうやら彼女はフランス語が母国語で、スウェーデン語、フィンランド語、イタリア語、英語、ロシア語が話せるらしい。英語もかなり流暢だった。ちなみに彼女は日本人にはもっといい英語の先生が必要ね!と言っていた。
仰る通りです、ハイ。
確かに10年近く英語を学んだにしてはしゃべれない人が多いという現実は確かにある。
ただ、島国で海外からの観光客もあまり出会わず、文法や使う文字も違う。
日常的に英語を使う機会を持ちづらい日本人がどのくらい切実に英語を身につけたいと思っているんだろうか。
おばちゃんはそろそろ語学のレッスンの時間だから、店を閉めるという。
そもそもその辺の意識もが違うのかもなぁ、、、とふと思ったりする。
確かに日本は1億2000万人の人口を抱えていて、島国で、トヨタやキャノンやコマツなどが外貨を稼いでくれれば、一般の人たちが直接国外の人と接しなくてもいいような環境があるのかもしれない。
国土が小さく、自国だけのマーケットではやっていけないところの方が、他の言語を学ぶ意欲が高い気がする。もちろん、教育水準が高いこともあるとは思うが。
フィンランドのおばちゃんもしかりだが、エジプトでも言語を熱心に学ぶ年配のおじさんがいた。勉強意欲に年は関係ないなぁ、と思う。
帰りにこれ、あなたにあげるわ!といって、ワインキャップを2つくれた。
一つは白ワイン用、もう一つは赤ワイン用ね!と言って。
こんな見ず知らずの旅人にも優しくしてくれるなんて・・・
帰ったらありがたく使わせてもらうよ!ありがとう、おばちゃん!!

▲日本のマンガはこんなところでも。ONE PIECE、BLEACH、ナルトは本当によく見かけた。
そして、そのまま歩いて、ストックホルムの旧市街、ガムラ・スタンへ。
もう日が落ちているということもあるが、寒風が体の芯まで冷やすような気がして身をちぢこめる。
目の前を親子が歩いている。
北欧の子どもが鮮やかなピンクやエメラルドグリーン、パステルブルーなどのニット帽やマフラーなどをしているのを見ると、心が和む。
寒いながらも、気持ちや心はあったかくしていようね、というメッセージのような気がして。

王宮の前を通り過ぎ、ノーベル博物館へ。
ここ、ストックホルムはノーベル賞授賞式が開かれる街として有名で、2001年にノーベル賞100周年を記念して期間限定で開かれたらしいが、どうやら盛況のため、期間を延長しているらしい。
火曜日は20時までやっているということだったので、一応行ってみたのだが、今日は午後が無料の日らしく、入館料がかからず、タダで入ることができた!
ラッキー!!・・・といっても着いたのは7時半だったのであと30分しかなかったのだが。

マーティンルーサーキングJrの演説や、キュリー夫人のビデオなどを見た。
2008年に受賞した日本人の3人が寄贈したアイテムも発見。

そして、式の時にコーヒーやデザートに添えられるメダルを模したチョコをゲット!

ノーベル受賞者の人たちもこれを食べたのかなぁと勝手に一人で想像する。
その後、開いているところがあまりなかったため、空港へ向かうバスターミナルへ近いMcDonaldへ。
だが、12時に閉まってしまうため、違う場所を探すことに。
夜中のストックホルムを一人ただ歩く。

気温は氷点下に近い。
寒い、というかちょっと皮膚が痛い。
手はポケットに入れているのでまだマシだが、、、。
しかも小雨に雪が混じり始めた。
やばい、、、このままでは凍死してしまう、、、。
日本のように24時間営業の店がゴロゴロしている訳ではないので、なかなか開いている店が見つからない。
遅くまで開いているバーがある、ということで紹介してもらっても、結局開いてなかったり、1時までだ、という感じで結局無駄足になってしまう。
結局しばらく歩いた後、駅前の某有名ホテルに客のフリをして潜入することに成功。
なるべく人目を遠ざけられるような場所を探してはみたものの、変に隠れすぎていてもおかしいので、結局人がいない2Fのロビーにいることに。
そのまま明け方近くまでいたが、いつの間にか寝てしまった俺は警備員に起こされる。
Are you staying here?
と言われてちょっと焦るも、下のBarで飲んでて、ちょっと上で休んでいたら寝ちゃったんだ、とウソをついて乗り切る。
バスターミナルが開くまで30分ほどあったが、気まずいので外にあったセブンイレブンで待つことに。
その後、凍えながらも無事にバスに乗り込み、飛行機はヨーロッパはドイツ、街の再開発などで今一番アツい街、ベルリンへ飛んだのであった。
部屋にシャワールームがなかったので、外のシャワールームでシャワーを浴びて帰ると、さっきまで寝ていた同室のロシア人、ヴァレンタインの姿はもうなかった。
どうやら着替えを済まして、もうすでにEXITへ向かっているようだった。
また時計を1時間戻し、スウェーデン時間の9時40分にヴァイキングラインの船が港に着いた。

2日ぶりのストックホルム。
・・・といっても、前回街に出たのは3時間くらいだったので、初めて来たに等しいが。
ヴァイキングラインから出て、往復のバスチケットを買った事を思い出す。
いやな予感がした。
そういえば、チケットってレシートみたいなヤツだった気が・・・。
そう、昨日、旅の半分近くまで来たので、いろいろ使った金額を清算しようと思い、計算した後にまとめてたくさんのレシートを処分したばっかりだったのだ。
カバンの中などを必死に調べる。
やはり、ない。
やっちまったか・・・。
どうやら清算したレシートと一緒に捨ててしまったようだ。
ちなみにヴァイキングラインの窓口に問い合わせてみたが、やはりバスチケットは現金で買ったため、履歴を調べることができず、再発行はできませんとのこと。まぁそりゃそうだろうが・・・。
なんか悔しかったので、フェリー乗り場から歩いて市内まで行くことに。
といっても、歩いて約20分くらいの距離なのだが。
変なところで意地を張ってしまうのは、小さい頃からの習性だ。
これはもう・・・直らないだろう。
そんなことはさておいて。
明日の朝、ベルリン行きの飛行機に乗ることになっているのだが、出発は朝の6時半。ということは、遅くとも朝4時半には空港に行きたい。
・・・徹夜するか、、、
そんな考えが頭をよぎった瞬間、俺の中で徹夜が決定。
昨日、旅の予算を計算してみたところ、自分が考えていた額より大幅にオーバーしていたからだ。
アジアで飛行機を何度も使ったのと、インドでの詐欺事件とヨーロッパの物価が想像以上に高いことで、予算と比べて支出がだいぶ多くなっていたのだ。
旅の途中で薄々勘付いてはいたが、自分の中で考えないようにしていた。
だが、現実は常に現実であり、いくら自分が考えないようにしていても、出て行ったお金は返ってこない。
なるべく節約するようにしよう、と思う。
そして、どの街にもあり、尚且つタダでネットが使えると言う理由で、旅の途中から定番になりつつあるMcDonaldでのネットサーフィンをする。
ちなみにチーズバーガーとコーヒーがどちらも1ユーロ。
ユーロが130円代前半の今、日本と比べてもそう大差はない。
食べ物にかかる税金が20%を超え、メシがバカみたいに高い北欧で俺を助けてくれるMcDonald。そしてネットもタダ。
・・・エコとか食に関心を持つとかいいながら、、、そんな活動をしているのに、、、書いているこのブログもエコブログなのに、、、ブログの分類もエコライフなのに、、、ごめん!
と思いつつ、背に腹は変えられん!ということで結局、ちょくちょく来てしまっているダメな俺。

▲スウェーデンで流行っていたニシンバーガー。美味しかったです!
その後、ストックホルム中央駅からもバスで20分ほどでいける、スカンセンという野外博物館へ。

ストックホルムの本島の隣にあるユールゴーデン島にあるこの施設は、スウェーデンが他のヨーロッパ諸国と同じように、急激な工業化によって、古い伝統を失っていくのを嘆いた、創設者のハッセリウスが、スウェーデン全土から約150棟(!)の伝統的な建物を集めてオープンした建物らしい。
昔のスウェーデン人がどんな暮らしをしていたのか気になった俺はそこへ行ってみることにした。
結果。
予想以上に楽しかった!!
最初はあまりの人の少なさに、こりゃー失敗だったかも、とうっすら思った。
さびれた遊園地を通り過ぎたとき、地元の倉敷チボリ公園の惨状(すでに閉鎖)を思い出してちょっと切ない気持ちになった。


だが、歩を進めるごとに、すごいユニークな建物が出てくる。

こんなんとか、

こんなんとか。

▲温室には色とりどりの花が咲いていて綺麗!
なぜか動物園みたいなものが併設されており、北欧の動物たちもいるようだ。

オットセイにエサをやる飼育員。
あまりのオットセイのがっつき具合にちょっとビビりながらも、間近で見る動物に感動。
そして、北欧の動物といえば、、、そう!!
トナカイ!!

・・・これ、トナカイ??
じっと止まって動かないトナカイ(っぽい動物)。
どうやら、Moose、ヘラジカらしい。
お疲れちゃん??
まだシーズン入ってないから稼動していないのかな??
と、一人でヘラジカに語りかける俺。
残念ながら、ヤツの反応はない。
あまりに愛想がなさすぎるため、すぐに飽きる。
また新たに建物を発見。
どうやら、ここは入れるらしい。Oppet オープンと書いてある。
入ってみよう。
ガチャ。
ぎゃー!!

・・・って暗い中からいきなり出てくるなーー!!!
と思ったが、話してみるとすごいイイ人だった。
「ここはSpice shopと呼ばれているけど、香辛料だけじゃなくて、タバコや香水、新聞なんかも売っていたんだよ。ただ、Spiceがその時の人にとってはとても大事だったから、Spice Shopと呼ばれてたんだ。」と話す19世紀風の格好のおじさん。
ほうほう、ということは今のコンビニみたいなもんかな・・・。
ちなみに、このお店があったのは、東インド会社などが活躍していた大植民地時代の頃らしい。
基本的にはイギリスとの貿易で商品を購入していたらしいが、スウェーデンもどうやら西インドに植民地を持っていたらしい。それは知らなんだ・・・。
ちなみにパン屋。

家具屋。

金物屋にも行ってみた。

働く人がみんなそれぞれいい味を出していた。
・・・止まっていたら蝋人形かと思うくらい、雰囲気ありすぎ!
しかも、本当にパン屋はパン焼いてたり、家具屋のおじさんは、本当に家具職人だったりして、リアルだったのが面白かった。
一通り、昔の職人たちのお店を訪れた後、園内の丘に登ってみた。
川の向こうにストックホルムの景色が一望できる。


秋でだんだんと、木の葉の色が緑から黄色、黄色から赤色に染まっていく様子が素晴らしい。
日本でもお馴染みの景色ではあるものの、北欧の自然は日本のそれよりさらに美しい気がする。
古いレンガなどの町並みが残っているからだろうか。
街と自然がとても調和しているような気がするのだ。

▲縄文ハウス(分かる人には分かる)的な建物も発見。
夕方近くになり、スカンセン見学もほぼ終わったので、ユールゴーデン島を離れ、ストックホルム市内を歩いてみることに。
ヘルシンキ市内を歩いている時も感じたが、やはり北欧の街歩きはそれだけで楽しい。
売っているモノがかわいいし、街はゴミ一つ落ちていないし、なにより街自体が安全だ。
インドを歩いている時などは、常に周りを警戒していて、それだけで気疲れしていた気がする。

特に自然のもの・・・木や石など・・・を生かした商品が多いので、ナチュラル系、北欧系グッズが好きな俺にはたまらない。
ふと入ったワイン屋のおばちゃんと仲良くなる。
どうやら彼女はフランス語が母国語で、スウェーデン語、フィンランド語、イタリア語、英語、ロシア語が話せるらしい。英語もかなり流暢だった。ちなみに彼女は日本人にはもっといい英語の先生が必要ね!と言っていた。
仰る通りです、ハイ。
確かに10年近く英語を学んだにしてはしゃべれない人が多いという現実は確かにある。
ただ、島国で海外からの観光客もあまり出会わず、文法や使う文字も違う。
日常的に英語を使う機会を持ちづらい日本人がどのくらい切実に英語を身につけたいと思っているんだろうか。
おばちゃんはそろそろ語学のレッスンの時間だから、店を閉めるという。
そもそもその辺の意識もが違うのかもなぁ、、、とふと思ったりする。
確かに日本は1億2000万人の人口を抱えていて、島国で、トヨタやキャノンやコマツなどが外貨を稼いでくれれば、一般の人たちが直接国外の人と接しなくてもいいような環境があるのかもしれない。
国土が小さく、自国だけのマーケットではやっていけないところの方が、他の言語を学ぶ意欲が高い気がする。もちろん、教育水準が高いこともあるとは思うが。
フィンランドのおばちゃんもしかりだが、エジプトでも言語を熱心に学ぶ年配のおじさんがいた。勉強意欲に年は関係ないなぁ、と思う。
帰りにこれ、あなたにあげるわ!といって、ワインキャップを2つくれた。
一つは白ワイン用、もう一つは赤ワイン用ね!と言って。
こんな見ず知らずの旅人にも優しくしてくれるなんて・・・
帰ったらありがたく使わせてもらうよ!ありがとう、おばちゃん!!

▲日本のマンガはこんなところでも。ONE PIECE、BLEACH、ナルトは本当によく見かけた。
そして、そのまま歩いて、ストックホルムの旧市街、ガムラ・スタンへ。
もう日が落ちているということもあるが、寒風が体の芯まで冷やすような気がして身をちぢこめる。
目の前を親子が歩いている。
北欧の子どもが鮮やかなピンクやエメラルドグリーン、パステルブルーなどのニット帽やマフラーなどをしているのを見ると、心が和む。
寒いながらも、気持ちや心はあったかくしていようね、というメッセージのような気がして。

王宮の前を通り過ぎ、ノーベル博物館へ。
ここ、ストックホルムはノーベル賞授賞式が開かれる街として有名で、2001年にノーベル賞100周年を記念して期間限定で開かれたらしいが、どうやら盛況のため、期間を延長しているらしい。
火曜日は20時までやっているということだったので、一応行ってみたのだが、今日は午後が無料の日らしく、入館料がかからず、タダで入ることができた!
ラッキー!!・・・といっても着いたのは7時半だったのであと30分しかなかったのだが。

マーティンルーサーキングJrの演説や、キュリー夫人のビデオなどを見た。
2008年に受賞した日本人の3人が寄贈したアイテムも発見。

そして、式の時にコーヒーやデザートに添えられるメダルを模したチョコをゲット!

ノーベル受賞者の人たちもこれを食べたのかなぁと勝手に一人で想像する。
その後、開いているところがあまりなかったため、空港へ向かうバスターミナルへ近いMcDonaldへ。
だが、12時に閉まってしまうため、違う場所を探すことに。
夜中のストックホルムを一人ただ歩く。

気温は氷点下に近い。
寒い、というかちょっと皮膚が痛い。
手はポケットに入れているのでまだマシだが、、、。
しかも小雨に雪が混じり始めた。
やばい、、、このままでは凍死してしまう、、、。
日本のように24時間営業の店がゴロゴロしている訳ではないので、なかなか開いている店が見つからない。
遅くまで開いているバーがある、ということで紹介してもらっても、結局開いてなかったり、1時までだ、という感じで結局無駄足になってしまう。
結局しばらく歩いた後、駅前の某有名ホテルに客のフリをして潜入することに成功。
なるべく人目を遠ざけられるような場所を探してはみたものの、変に隠れすぎていてもおかしいので、結局人がいない2Fのロビーにいることに。
そのまま明け方近くまでいたが、いつの間にか寝てしまった俺は警備員に起こされる。
Are you staying here?
と言われてちょっと焦るも、下のBarで飲んでて、ちょっと上で休んでいたら寝ちゃったんだ、とウソをついて乗り切る。
バスターミナルが開くまで30分ほどあったが、気まずいので外にあったセブンイレブンで待つことに。
その後、凍えながらも無事にバスに乗り込み、飛行機はヨーロッパはドイツ、街の再開発などで今一番アツい街、ベルリンへ飛んだのであった。