悪夢のような一夜をなんとか乗り切った俺。

体調も少しよくなった翌日は昆明の街をぶらついてみる。


やっぱり中国の北部に比べて、俺は南部の街の方が好きな気がする。

雑多な感じは変わらないが、道にしても、人にしても、
北部と比べるとよっぽど落ち着いている気がする。


成都の街で会った、北部の街から来たらしい中国人の若者も、
南の方がのんびりしていると言っていたが、まさにそんな感じがする。


昼飯時、カツさんに教えてもらったピータン粥を食う。


これが非常に美味い。


あったかいお粥に、ほんのり塩味のついた
ピータンがベストマッチング!

お腹を下した俺にとって、ピータン粥が中国で一番感動した食事といっても過言ではない。
中国に行かれる方、ぜひ一度お試しあれ。


あとは小龍包が美味かった。
ただ、ここ雲南省では、中から肉汁が滴るあの小龍包は小龍包とは言わないらしい。
ちなみに小龍包を頼むと肉まんみたいなものが出てくるんだと。
名前が一緒でも違うものが出てくるとは・・・。



その後、ユースの近くにあった地元民が集まる市場へ。



5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-3


人・人・人・・・


5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-3

すごい人だかり。


今晩の夕食の準備なのか、おばさんたちの姿も多い。

この市場では本当に色んなものが売っていた。



※この先一部過激な表現があります。食事中の方・気持ち悪いものを見たくない方はご遠慮ください。




マーケットの先へ進んでみた。





5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-4
大量の肉。


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色とりどりの香辛料。


5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-2

甕に入った調味料・酒


5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-3

原型が分かる鶏(もれなく足付き)。




まぁ、中国の市場だから、この辺は想定の範囲内だ。。


さらに奥に進んでみる。





なんだ、この肉の塊は??




5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-4

山羊??



巨大な動物の肉塊にびびりながらも、さらに奥に進む俺。




そして、俺はついに発見した。
あの国民的人気ゲームに登場する、おしゃれなアイツ。





5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-2

1UPキノコ!!!(・・・みたいな色のキノコ)



だが、こいつは食べたら1UPするどころか、
一発で死んでしまいそうな毒毒しい色をしていらっしゃる・・・。


しいたけとは比べものにならないほど邪悪な色だ。。。


でも売っているということは食べれると言うことで・・・

どんな風に調理されるのか、とても気になる一品だ。




そして、俺がこの市場で一番衝撃を受けたのがコイツだ。



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ハチの幼虫。






一つ一つピンセットで、巣から卵を取り出す店の人。




中にはすでに孵化しているものも。


近づいて、よーく見てみる。




も、もしかして、、、、こ、、、こいつは、、、、




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ススメバチじゃありませんかーーー!!!!!

横でうごめいているスズメバチには目もくれず、黙々と幼虫を取り出すおっさん。


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おじさんやめてーー!!!

やつらを刺激しないでーーー!!!!




栄養価が高くて、美味しいものなのかもしれないが、
誰か刺されて死んだりしないんだろうか・・・

すでに刺された人がいたら、アナフィラキーショックの前に、

おもわずショック死してしまいそうな光景だ。



そんなことを妄想しながら、衝撃だった市場を去る俺。

そして、ふと右側を見ると、美容室の外でカラーリング?を待つ少女の上にチワワ。

5ヶ月で世界一周!? ダッシュで世界を回ってみる。-3


こんな意味不明な光景も、中国に2週間いると、けっこう普通に見えてくるところがすごい。まさにチャイナ・マジック。



なんだかんだで昆明の街を堪能し、宿のみんなにお別れをいう俺。
今日は旅が始まって初のフライト、そして2カ国目のベトナムへ行く日だ。


ちょっと時間が遅いから急がなきゃーと思った俺が、行動を開始し始めたのが、フライトの2時間ちょっと前。


ハノイはほんの目と鼻の先だから、と思っていたし、
「昆明の空港は中国の中で、市内から一番近い空港らしいよ」
と聞いていたのもあり、かなりのんびりしていた。


この辺で余裕をかましすぎていたのが良くなかった。
距離的には近いとはいえ、昆明ーハノイは国際便なのだ。


さすがにもういかねばと思い、ユースのスタッフにタクシーをお願いすると、「道にたくさん走ってるからつかまるわよ」との事。ダッシュでタクシーをゲットしに大通りへ走る俺。






・・・タクシーマジ止まんねー!!!





「空車」



とかいてあるタクシーがバンバン通り過ぎていく。


押し迫るフライト時間にタクシーがまったく止まってくれない地獄。


しかも空車なはずなのに!!




な、、、なんとかしないと・・・!!!


バックパックを背負ったまま、信号で止まっているタクシーにダッシュで詰め寄る俺。


もうこの際、俺が中国語がしゃべれないとか、言っている場合じゃない!!ひたすら運転手に事の重大性を説明する。





・・・なんていっているか、まったくわからん!!




ただ、さすがに中国に2週間いることもあり(?)まったく違う信号を発信している中でも、なんとなく相手の言っていることを察する俺。


(多分)どうやら日中のタクシードライバーと夜間のドライバーが入れ替わる時間帯らしい。





じゃあ空車ってつけたまま家に帰んじゃねー!!
紛らわしいんじゃー!!!ボケーー!!!





と吠えども、状況はまったく好転する訳もなく。


バンバン通りすぎる「空車」のタクシーにアピールしていたが、あまりにも止まらなすぎるため、ユースに戻って、中国人スタッフに一緒についてきてくれるようにお願いする。


すると5分ほどでタクシーがつかまった。
なんとかコイツを空港まで連れて行ってくれないか、しかも超急ぎで。
とタクシー運転手を説得してくれるユーススタッフ。


俺が宿を出てから、45分間のロス。


そもそも2時間ちょいしか時間がなかったのにこのロスは致命的。

なんとかなる事を信じ、空港へ飛ばしてもらうようお願いしてもらう。



米ドラマ「24」で、ジャックバウアーが「急がないとマジでヤバいんだぞ!!」と誰かに怒鳴っているときの感じを思い出す。


そんな緊迫感。

俺の中で、デジタル時計の表示が刻々と減ってゆく。



フライト40分くらい前に空港に着く。

飛び出るようにタクシーから出て、釣りはいらん!とお金をバンと渡し、
ベトナムへ向かう旅客機に乗るため、国際線のターミナルを探して猛ダッシュ。


ターミナルへ入ってインフォメーションに行く。
なぜに、英語が通じないんだーー!!!


その辺りにいた人に、あっちだよ、と言われた方面に走ったが、
表示が小さすぎて見逃して、国内線ターミナルへ着く俺。


自分が見逃してしまった事実に気付き、国際線のカウンターにたどり着いたときには、もうスタッフは誰もいなかった。


間に合わなかったか、、、




その後、一縷の望みを抱いて、近くにいた係員に
ベトナム航空のスタッフのいるところへ連れて行ってもらう。

すぐに対応してくれるベトナム航空のスタッフ。


なんとかなりますよね?ね??



「残念ですが、あなたは今日のフライトに乗れません」



。。。



あまりのショックに呆然とする俺。
ホントにショックを受けたら、何も考えられなくなるらしい。


どうやらお姉さんの説明だと、チェックインカウンターの機械が30分前で止まってしまうらしい。
時計を見たら、ちょうど30分前・・・。



嗚呼、、、、



と思っても後の祭り。

そのままオフィスみたいなところに連れて行ってくれて、次の日のフライトに乗れるかどうかチェックしてくれるとのこと。


なんとか次の日のフライトが取れた。
お礼を言ってオフィスを出る俺。


「今度からは出発の3時間前には空港に来てくださいね!」


と言われ、


「次からはちゃんと余裕を持って行動しよう」
と、強く心に誓った出来事だった。


俺の中国VISAが切れるまで、残り1日。