洛陽2日目。
とうとう待ちわびていた小林寺へ。
少林寺といえば、何を思い浮かべますか?
カンフーパンダですか?ジェット・リーですか?それともまさかのクリリンですか?
まぁそれはさておいて、とにかく俺の期待は中国に入って以来、最大限に高かった。
少林寺。それはカンフー発祥の地。
そして映画やマンガ、小説など、様々なカルチャーに影響を与えた場所。
俺の中の少林寺。
山奥の、そのまた山奥の山頂に、
ボロッボロだけど、雰囲気のある寺があって、
うっすら、霧が立ち込める中、
たくさんの僧がドラゴンボールの胴着さながらの服を着て、
日夜、カンフーの修行に耐えているに違いない。
※カンフーを修行する僧のイメージ図
自分で自分の期待値をあげる俺。
それがあとで自分の首を絞めるともしらずに・・・。
2時間かけてバスで山道を行く。
道が悪いとはまさにこの事か、といわんばかりな悪路。
途中、何度かケツが空中に5cmほど浮いた。
マンガでよく飛び上がるシーンがあるが、それを地でいっている。
(妄想)
こんなに大変な道のりを超えていった先にはものすごい感動がまっているに違いない。。。
・・・そんな期待させやがって、、、もぅ、少林寺めー。このこのこのー♪♪
俺のテンションも最高潮に高まったその時見えたのはっ!!
ようこそ少林寺へ、ばりの巨大な僧の像。
「少林寺」とデカデカとかかれた立派な門。
チケット売り場もあり、しかもその近くにはお土産やさんもたくさんあり、
巨大な液晶スクリーンには、中国ドラマっぽいのが流れてる。
そして、大量のバス、バス、バス、人、人、人・・・
こんなん少林寺じゃねー!!(俺の想像の)
あまりの商業っぷりにショックを受ける俺。
一瞬で気持ち、萎える。
それでも、やっぱりちゃんと見ないと、と思い、
オーディオガイドを借りて、Jeremyと一緒にアスファルトで舗装されたきれいな道をあるく。
俺が歩きたいのは、上が霞んで見えなくなるくらい高い石段だ!
横に観光用カートが走る道じゃねー!!
なんて毒づきながら歩く。
・・・ま、実際そんな石段あったらちょっとイヤだろうが。
それから少林寺の寺自体を回ってみた。
知らなかったが、どうやら少林寺は禅宗の寺らしい。
禅宗を開いた達磨がここで修行をした場所らしい。
カンフーで有名になったのは、唐朝の創業期には唐の李世民(後の太宗)軍に対して、自坊の僧兵たちを援軍と出すことで助力し、李世民を助けたことで少林寺が有名になったらしい。
ほうほう、と思いながら進む。
次に仏塔へ。
全集の有名な僧たちが眠っている墓地であるらしい。
その時、大量の雨が降り注いできた。
土砂降りだ。
もうそんなに見るもんないしなーと帰路につく俺とJeremy。
ふと帰りに横の建物を見ると、少林寺武術館、と書いてある。
どうやら、最後にここで少林寺拳法の実演が見れるらしい。
これは見逃しては少林寺に来た意味がない、と思い、二人で並ぶ。
繰り広げられる妙技の数々・・
やっぱり少林寺の技はスゲー!!!
もう、観客も大喜び!!拍手喝采の場内!!
「やっぱりすごかったなー」
と二人で帰ろうとしていていたら、
どうやら写真撮影タイムになったらしい。
観光客と記念写真を撮る少林寺の僧たち。
なんでもビジネスにつなげてしまうところがなんか、悲しい・・・・。
ここまで有名になってしまうと、
寺の運営の仕方も普通のビジネスになってしまうのかもしれないな・・・。
一回撮り終わるごとに改めて表情やポーズを作り変える彼らが、
どこかちょっと疲れたような、そんな印象が残った少林寺の旅だった。








