またこの時期がやってきました。
ピアノのミニコンサートです。
この3週間、母子共に大変な負荷を感じながら取り組んでいる真っ最中です。
曲は、おしゃれキャットというジャズ仕様の可愛らしい一曲と、🎵私からメリクリスマス〜という有名曲の連弾。(曲名覚えてない人)
ミニコンサートは、年1で行われる大々的な発表会よりも軽いノリで、
ピアノの先生宅に5-6家族ずつが集合、クリスマスパーティをしながら曲を披露するというものです。
なのですが、発表会は発表会。
あまりに中途半端な状態では立てないので、
娘とは毎日のように喧嘩をして苦しみを味わいながら頑張っているところです。
娘はいかんせん、マイペースすぎる&集中力が持続しないタイプ。
だけど面倒なくらい負けず嫌いで、間違いを指摘されることが大嫌い。自分の怒りのコントロールができなくなり、フリーズして練習自体が出来なくなるということが日常茶飯事です。
自分のタイミングで過ごしたい欲がとても強い人なので、練習しなさいと言われること、それに従うという状態も大嫌い。
本当なら練習しなさい、なんて言いたくない。
自発的にピアノに触り、この曲を弾けるようになりたい!と思ってそこに向かって努力をする、
という主体的な働きかけを望んでますが、
弾きたい!と言ったアイドルも願いを叶えてドラえもんも覚える前に集中力が途切れ脱落してしまいこれまで途中で弾くことを諦めた曲もたくさんあります。
新しい曲に差し掛かるたび、覚えるまでは相当のストレスがかかります。
暗譜で弾くタイプなので、楽譜をおいながら弾くという作業がとても苦手です。
でもセンスはあるようで、そこを乗り越えさえすればそこからの努力は惜しまずできて、結果的に確実に弾けるようになっていく人。
そんな娘なので毎日のように気を遣い、機嫌を損ねないような接し方でピアノの練習に誘いだし、付き合うのですが、練習時間も短かくしか取れない(集中が持続しないから)し、この、弾けるようになるまでの道のりが果てしなく遠い道のりです。
普段は1日15分、とにかくどんな内容でも良いからピアノに触れること(過去の曲を弾く、適当に自作した曲を弾く、練習している曲を弾く、なんでもOK)を目標にしていますがコンサート前のこの時期はそれでは到底曲を仕上げられないのでどうしたって30分〜40分ほどの練習時間が必要になります。
これを娘の機嫌に合わせてやっていくので、集中力が途切れてぶつ切りになったり、癇癪を起こしてその日は閉店終了になったりと、とにかく実際の練習時間の倍以上、気持ちをピアノに費やしていることになり、お互いに精神共にヘロヘロです。
こんなに苦しいなら辞めたらいい
練習が嫌い、やりたくない、自分の目標に向かって努力できないなら発表会なんで出るな!
月謝も勿体無いし辞めちまえ!!
昨日は痺れを切らしてそんな暴言を吐いてしまいました。
私が言い過ぎなことも、その言葉で娘が深く傷つくこともわかっているのに本当にダメな母親です
大袈裟な話ではなくピアノの練習に向き合うことは、色々なことに困り感を抱えている一筋縄では行かない小難しい娘との関係やコミュニケーションの取り方を改めて考え学ぶきっかけとなっています。
私の忍耐力の無さ、娘同様なゼロ百思考につながる短絡的な考え方、寄り添い不足、色々なものが露見してしまい、私も自己肯定感はダダ下がり。
とても苦しいです。
それでも辞めたいと言わない娘はすごい。
本当にピアノを続けたいのか
辞めたいと言えないだけなのか
コンサートだけが嫌なのか
娘の真意はまだ掴めないけれど、とりあえず来週の発表会に向けて二人で全力疾走を続けます。
ピアノに対してどう感じているのか?
娘と話すのは、お互い穏やかな状態になってから改めてにしようと思います。