最近の娘っ子
一年生で特別支援が打ち切られてから(学校側からの通級卒業宣告私はまだ必要だと思っている)
どーなることかと心配していましたが
なんだかんだ前向きに学校へは通えています。
勉強も、宿題を見る限りでは今のところは大きなつまづきはなさそう。
日記だけはあまりに単調で内容も薄くて不安になるけど
友達関係も嫌って言えてる?気を使い過ぎてない?1人でいられないタイプ?など心配事をあげればキリはないけど、安心できる関係の友達をもちつつ、少し幅も広げているような印象があり、今のところ本人に大きな不安要素はなさそうに見えています。
好きなこと
ドラえもん全般(テレビ、漫画、本)
Amazonプライムの動画(推しの子)
Switchのマインクラフト
友達とごっこ遊びや公園遊び
泥だんご作り
練り消し
何かのお世話(年下、昆虫、動物など)
プール
オヤツ
得意なこと
絵
工作
モノづくり
習い事
ピアノ 週1 1日15分の練習
体操 週1
療育 2週間に1回
素敵なところ
真面目
責任感が強い
創意工夫が得意
色々なことに興味や意欲がある
チャレンジ精神旺盛
考えて行動することができる
より良い方向に向かっての努力ができる
お手伝いが上手(どうしたら良いか?など先の見通しをたてて、動くことができる)
綺麗好き
整理整頓や支度の準備が素早い
寝るのが上手
経験したものを自分の力に変えることができる
困ってることや課題、心配に感じること
兄妹喧嘩が多い
情緒が乱れやすい
たまに起こるフリーズや癇癪(怒られた時、やりたくないものをやらされた、思いをうまく伝えられない時など)
癇癪の際は地団駄を踏む、泣き方がヒステリック
否定されたり、指摘されることが苦手
基本の挨拶や適した反応が中々できない(こんにちは、さようなら、ごめんなさい、ありがとうなど)
時間の感覚が曖昧(人任せなことが多い)
暇だとTVかゲームばかり
説明や自然な会話のラリーが苦手
(相手に伝わる言い方が難しいみたい。特に気持ちの表出、言語化が苦手。会話がやや一方的だったり思いついたことを言うばかりで相手の意図するものを読み取る力が弱い)
好きなことや夢中になれることがあまりない
少し長いスパンの見通しを立てることが苦手(その場を生きてる感じ)
成長したと思うこと
療育先で“やりたくない理由”を言語化できるようになった
わからないことをわからないと伝えたりSOSが出せるようになった
朝起きられるようになった
社会性が出てきた
友達に合わせたり、また自分の意見を伝えたりできるようになった
友達が増えた
まーいっかができるようになってきた(失敗したり、思いが通らなくても耐えることができてきた)
1人でできることが増えた(2階に行く、お風呂に入る、登下校、留守番、買い物など)
ひょうきんになれることが増えた
私が娘に対して今できていること
・癇癪や大喧嘩の後の振り返り
言語化できる精神状態になってからどんな思いだったか?娘は、私は、どうして欲しかったか?の思いを伝え合う、次からの方針を一緒に立てる
・娘の希望をできるだけ叶える(生活レベル以外)
やりたいこと、行きたい場所、食べたいもの、欲しいもの、一緒に寝たい、本を読んで欲しい、などは叶えられる範囲で叶えようと努力しているつもりだ
・色々な経験をしていくことを積極的に応援
キャンプや旅、体験イベント、映画、遊び、買い物、手伝い、良いものに触れる、自然と触れる、友達と遊ぶ、など娘の興味を持ったもの、持ちそうなものに対して体験ができるように行動する
私が娘に中々できてないこと
・ゲームやTVの制限を緩める
・就寝時間を遅くする
・自転車移動、外での1人行動
・一緒に遊ぶ
・放課後遊びのお付き合い
* *
こうして書き出してみると色々なことが自分の頭の中で整理されていく。
私は娘の素敵なところを見つめると同時に、それ以上に課題点を見つめてどうにかしたいと心の中で思っている。
『ケーキの切れない少年たち』を読んでから
よくわからないことがある
それは、最近では褒めて伸ばそうという方針が流行っているが、本当にそれでいいのか?という問いかけの部分。
できること、素敵な部分に焦点をあて、肯定し、自信をつけさせていく、成功体験を積ませていく
それ自体は子供への向き合い方として大切な部分に違いないけど、
では課題点やできていない部分に関しては目を瞑ることが果たして正解なのだろうか?
できない部分、課題を感じる部分に対して、どうしたら改善していくのか?苦手さを減らしていけるのか?考えることはどんな意味を持つのか?
できることや好きなことを通してその課題点をもカバーしていけるような取り組み方にしていくことが一番なのだと思うけど、、、
例えば気持ちの言語化。
療育先での先生の声かけは本当に参考になる。
娘のやる気が損なわれたり気持ちが塞がり気味な時、いい塩梅でそんな娘を泳がせつつ、より楽しみになるような、気持ちが向くような誘い方、何気ない言葉がけで娘の気持ちや行動を切り替えてくれることが本当に多い。
そして行けば確実に娘はその1時間半を楽しかった!で終わらせることができている。
ある日娘に聞いた。
療育時間中、参加したくない時にそれを伝えたら、あるいは意思を示したら先生はなんて答えるの?
娘が言うには、まず必ず
“伝えてくれてありがとう!わかったよ!”と言ってくれるのだそう。
まずそこが私はできてないことが多い
“えっなんで”“いやいや、それで済む問題じゃないでしょ”こちらの思いが言葉として先行してしまう。
それからしばらくは娘の思いを尊重し、ほっておいてくれるのだけど、必ず少し経ってから、どう?今から●●するけど●ちゃんたちと先生だけだとちょっと大変だから手伝ってくれない?とか、●●の方法もあるよ、改めて声をかけてくれる。
娘を放置しない、ちゃんとあなたを見ているよ、気にかけているよ、のメッセージを忘れない
何か役割があったり手伝ってもらえたら助かる、という娘が入りやすいような言葉がけをして誘い出してくれる。
そんな時は娘も素直に応じたり、それでも少しウダウダしながらタイミングを自分で決めて戻っていけることが多い。
結果的に、娘の中にはやらされた感ではなく自分で決めてやった!という感覚が残るんだよね。
家でのバトルは寝る時間が過ぎた!!
ゲームをルール以上の時間やってしまってやるべきことがやれてない!!
など基本が生活レベルのことが多いから多少は仕方ないのだとも思う。
でもそこでバトルになること自体にやはり改善の余地があるのだろう。
バトルが長くなれば態度も悪くなり言い合いも増え、癇癪や反抗心、壮大な揉め事に発展することもわかっているから、そうなる前に娘の気持ちを軽くしながらそこに気持ちが向かうための丁寧なやりとりや手伝いを工夫していかなければならないんだろうけど。
今意識して工夫していることは
●早めに流れを伝える
●視覚支援をする(目につくところにやるべきことを書きだす、時間を表示しておくなど)
●多少の誤差には目を瞑る
●そばにいられる(付き合える)時間をあらかじめ伝える
そんな感じかな
疲れやその日の体調によってうまくいかない時もあるけど、うまくいく時もそれなりに多い。
こちらにもその日によっての精神状態が付きまとうから、
一体いつまで配慮が必要なの?!
と急に湧き起こる感情と戦う日も多々ですがね
癇癪持ちの娘には、
①自分の思いを伝える
②相手の思いを聞く
③その上で提案、交渉をしていく
④ある程度のところで妥協して前向きになること
の力をつけて欲しいと願ってしまうけど、
まだまだ①の段階なんだろうなぁ
でもまぁ夏休みもあるしね
久しぶりに子どもたちとゆっくり過ごしていく中で
スモールステップで頑張ることをがんばろっと。