娘、ピアノを習い始めて半年が経ちました。
あらゆるものをやりたいその意欲はあっぱれなのですが
まぁ練習をしない
縛られること、やらされることが大嫌いなので
“やりなさい”と言ってももちろんやりません
先生に会う日だけピアノを触るという期間が長らく続き、
これにお月謝8000円は正直痛いかも…と思い始めた矢先の12月、クリスマス会がありました。
クリスマス会の曲はジブリの“さんぽ”
そして私との連弾“もみの木”
コロナのこともあり複数回に分けての企画だったので少人数のアットホームな会だったのですが、
この日のためにこの二曲をそれなりに形に仕上げるのに大変な労力を使いました
やろうよ
と伝えても中々腰が上がらない
しぶしぶやり出しても毎日触ってないから前回までのところを忘れていて結局振り出しからに戻り進まない…
そのうち思うように弾けないことにイライラし始めて乱暴にたたく
じゃあ、、と言って丁寧に教えようとするも、教えられることが気に食わないためイライラが増し泣き出す
もう切り替えて今日の練習はやめようと言っても
それも気に食わず癇癪に発展…
ひたすら心を無にして癇癪がおさまるのを待つ私。
お互いに本当にストレスの溜まる日々でした。。
こんな思いまでしてピアノを続けることの意味はあるのか?と何度も感じて
それを伝えてみるのですが、
負の状況でその選択肢を伝えられても素直になれないのがまた娘。
プライドもある模様。
固執だろうなと感じるけど娘のやる気をうまく引き出す方法もいまいちわからない。
癇癪からのクールダウン時に、“ピアノはやめたくない。練習は頑張る”と言うので応援し、
次の日くらいは頑張るのだけどまたその次の日が続かない…
同じことの繰り返しに陥ります
でもなんとかクリスマス会までにあんなに絶望的状況だったにも関わらずそれなりに形になり
当日も緊張感の中弾きあげたのは
さすが頑張り屋さんの娘だなと思い見直しました。
ピアノをやりたいと言ったのは娘だけど
その気持ちが失せてしまったのなら続けなくてもいいと思っているのも本音。
でも、年長の時に娘発信でダンスを習いはじめた時もその場限りの活動で終わってしまい、そこに楽しみやワクワク、向上心までは生まれなかった
他にもやりたい!と手だけ出して続かないことがたくさんの娘。
やり出したことをきっかけに自信や楽しみを見出して本気になることがあったらいいなと言う思いから色々チャレンジさせてあげたい思いがあるのでやらせてみるのですが意欲の継続がとても難しい。。
何事も続けなければ見えてこないものだと思っているし、
いろいろやりたい!と興味を持ち経験するのはいいことだと思う
そこから開けてくる世界もまたあるだろうし、
何かのタイミングで夢中になることもあるかもしれない
ただ、現実はそこまでお金に余裕があるわけでもなく
その場限りの体験で終わるには月謝が高すぎるんですわ
結局、クリスマス会以降はまたピアノに触らない日々が続きました。
ピアノの先生に相談したところ、やる気ないのを無理やり吐き出すのは難しいから、普段は泳がせつつ自由に、発表会など目標がある時に弾き込むなど、緩急つけて練習するのが良いと思う、とのこと。
教えられるのが好きでない子には日常的に無理にやらせなくて良い。レッスンの時間に私(先生)がしっかり教えるのでそれで様子見でいいと思う
とのこと。
なんだかな〜と思いつつ、その言葉通りレッスンはしっかりやるけど、普段は練習しないと言う日々が続きました。
そしてまた今度4月に発表会があるそうです。
本人のやる気はそこまでないけれど、良い機会だなと思うのでそこは私の判断ではあるけどチャレンジさせようと思ってます。
そして発表会に向けての楽曲選びのため、2ー3曲取り掛かることになりました。
相変わらず言わなければ取り組まないので、少し葉っぱをかけてみるもやはり号泣祭り。。
もーピアノやめてくれ!
私もストレスじゃ!!
とついそんな言葉も放ってしまう私なのですが、
娘も娘でそー言われると意固地に“やだ!!!”と言い張ります。
八方塞がりとなり、
たまには、、と旦那に相談してみました。
旦那からは
“一旦葉っぱをかけるのは控えてみたら。
この練習をしなければ、とノルマを課すのではなく一日15分ピアノを触ることだけ決めて、その時間は本人の好きに触らせてみたら?”
と。
なるほどなと思ったので早速本人にも伝え実践することに。
結局、“練習するときはお母さんにみていてほしい”と言われて縛られてはいるし、新しい章の練習や指の使い方に関しては教えてあげたら口出ししてしまったり、以前と何かが大幅に変わってる感じもしないのですが
なんだかんだ一週間と半分、前向きに取り組んでいます。
押してダメならひいてみる、じゃないけどモノは考えようで、こちら側の働きかけの工夫一つで子どもの捉え方もまた変わるのかもしれないな〜と感じた出来事でした。
と言ってもこのやり方もきっと長くは続かないことも覚悟の上…
緩急つけながら練習していくこと
毎日ほんの少しでもピアノに触る時間を作ること
本人の主体性を育めるような声かけを意識すること
この3つを意識してぼちぼちやっていこうと思ってます◎