先月、Amazonプライムで無料視聴が


終了とのことで、過去にも何度も見たけど


久しぶりだし、おさらいで見てみた


映画「LEON」




1994年の作品で日本公開は95年なんで

もう27年くらい前の作品ですね。

知らない人も少ない?と、思いますが

念のため、説明します。


監督はリュック・ベッソン監督

主演、殺しやレオンにジャン・レノ

そして、12歳の少女マチルダ役の

当時13歳のナタリーポートマン。


ジャン・レノと言えば日本好きで知られ

ドラえもん役まで買って出た名俳優




ナタリーポートマンも言うに及ばす名女優

スターウォーズのエピソード1~3に重要な役で

登場しますし、ブラックスワンでも有名ですね。



ざっくり言うと、殺し屋のレオンは

麻薬捜査官でありながら自ら麻薬に手を染め

裏で麻薬密売に関わるという極悪警官スタン

(ゲイリー・オールドマン、この人も名悪役で

すっごく良いイカれた演技するんだよな)に

麻薬を横領したという罰でマチルダの父親含め

家族を皆殺しにされてしまい、たまたま

生き残ったマチルダという

12歳の少女をかくまうことになります。

そこから奇妙な共同生活がはじまります。

DV父親と、継母、義理の姉はどうでも良いけど

唯一可愛がっていた弟を巻き添えで殺されたのが

許せないマチルダはレオンにスタンを殺すように

依頼するも断られ、代わりに?殺し屋としての

手解きをうけ、手伝うようになる…と、いう

なかなかなバイオレンスな内容ですが、

見たことない人は名映画と名高いのでぜひ、






…と、いうか、今回の話題はこれ、



マチルダボブとも呼ばれたこの髪型

かなりのインパクトを与えたスタイル

タイムリーに動画見た次の日なお客さんから

聞かれたので…予知していたのかな?(^。^;)

なんの変哲もないパッツンおかっぱボブで

表面部分に丸みを出すための段がゆるく

入ってるけど、わりと大雑把なスタイルです。




これ、美容師仲間でも話題になったけど、

簡単なようで難しいスタイルですね。

何が難しいのか?

これ日本人がやると下手するとコケシみたいに

かなり滑稽になりますね。( ̄~ ̄;)


まず、これが絶妙なのが、

1、骨格

後頭部の張り出しが重要。

顔の幅は狭く、その分後頭部はかなり

張り出した骨格をしているので……だから

あのすんごいボリュームなんですね

西洋人ならではの骨格がひとつ


2、その骨格ならOK?いやいや、

実は12歳という発展途上の年齢も重要。

骨格はまだ成長段階、まだ細いのです。

特に頭もそうですが首から体の細さ、

それも同じ歳の子供よりも細いです。

髪のボリュームに対して細い体の線

これも、重要です。


3、髪の量と太さ

年齢的な問題は毛量にも影響します。

思春期くらいの髪の多さは特別なのに加え、

先程の骨格未成熟なのも繋がります。

頭の大きさはまだ小さいのに、毛穴の数は

大人と同等です。なので、密度がすごいのです。

大きくなるごとに毛穴の間隔は広がり

落ち着きますが、この頃はマックス状態。

それに、だいたい11歳くらいか髪の一本の

太さは大人並みに太く成長します。

なんで、12、3歳という年齢がなせる技が

かなり重なってます。

これが、みんなが憧れたマチルダボブの

正体ですね。自分の分析では。

中にはオーダーしたけど「なんか違う」って

なるのにはこれらの条件が奇跡的に重なり

なし得たことだったからなんですね。

でも、これをスタイリングしたのは誰なのか?

すごいセンスだと思います。

その人にはその人に合うスタイルを探すのが一番

ではまた(^ー^)ノ