国道200号線沿いにあった、中華料理店。
2016年11月に店主がお亡くなりになり、そのまま廃業されてしまいました。
筑豊地区は、もともと炭鉱の町でした。
町の至る所に『ボタ山』があります。
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鉱山で採掘された鉱石のうち、資源として使えず廃棄する岩石などの部分を捨石、俗称でズリという。
このズリは特定の場所に集められて捨てられるが、長年にわたり捨て続けているうちにズリは積み上げられてゆき、やがて山ができてくる。
こうしてできた山をズリ山という。
九州の炭坑では、このズリはボタと呼ばれ、ズリ山はボタ山と呼ばれた。
したがって、ボタ山という言葉は、ズリ山のうち九州の炭鉱において発生したものに対して用いる言葉である。
---(Wikipediaより引用)
私が筑豊に転勤になった際、筑豊地区で有名な食べ物として勧められたのが、ボタ山丼、略して『ボタ丼』でした。
筑豊地区の炭鉱を連想させる単語を冠した一品。
一見すると普通の中華丼なのですが、餡が甘辛くなっています。
甘辛い餡と、歯ごたえを残した具、そしてご飯のハーモニーが絶品でした。
他にも、同じ餡がかかった『ボタ山焼きそば』もあり、まさに飯塚を代表する中華料理店でした。
※H29.11.25追記
ボタ山焼きそばとボタ丼の餡の味付けは異なるそうです。
食べてみたかったなぁ…
住所
福岡県飯塚市枝国275-1
電話番号
0948-23-8451
営業時間
11:00~21:30
定休日
火曜日
駐車場
あり
評価
★
訪問日
2016年2月22日