白い肌の異常な夜 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



白い肌の異常な夜』 原題:The Beguiled

1971年(米) ドン・シーゲル監督作品


思えば昔、

よく深夜枠やサン・テレビ(神戸の地方UHF局)で繰り返し放映されていたのを覚えている。


その淫靡な邦題から想像力を掻き立てられブラウン管に臨んだが、

いつも途中で寝てしまっていた。


久しぶりにDVDで再見したが、

やっぱりつまらなかった。


ただ、ドン・シーゲル監督が、

オーバーラップを多用して、大いにはったりを噛まそうとしているところに、

今更ながら気づき苦笑してしまった。


南北戦争当時。

北軍の兵士クリント・イーストウッドが瀕死の重傷を負っているところを、

女性ばかりの学校(?)の少女に助けられる。


校長らは、イーストウッドを匿い、

手厚い看病を施すが、

次第にイーストウッドを男としてみるようになり、

女性たちの嫉妬と欲の犠牲となってしまうイーストウッドは・・・


まさに異常な夜で、

邦題もうまいこと付けたものだ。

或は、スティーブン・キングの「ミザリー 」は、

この物語がヒントになっているのではないか。


「ダーティー・ハリー」のドン・シーゲル監督とイーストウッドのコンビ作品だが、

切れ味が感じられずもたもたしていて、

ラストのキノコのサスペンスも底が割れているので興味がわかない。


それでいて、

(ちょっとネタバレ)

右足を切り落とすシーンはあざとい演出。


あまりおススメはしませんが、

色恋に溺れてふにゃふにゃになっているイーストウッドを観てみたい方はどうぞ!

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