エクソシスト | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記-エクソシスト
いまや、オカルト映画(死語になりつつありますね)の古典になりつつある、

1973年度(米)ウイリアム・フリードキン監督

『エクソシスト』

有名なストーリーなんで、改めて詳しく内容を書く必要はないと思いますが、

イラク北部に住む悪魔が、現代アメリカのワシントン郊外に女優の母親と一緒に住む12歳の少女、リーガン(リンダ・ブレア)に取り付きます。

身体が大きくバウンドしたり、ベッドが揺れたり、異常に暴力的になったりします。


ついには、キリストの十字架を自分の秘所に突き刺し「キリストにファックさせてやれ」と血だらけになる始末。


母親は、最新の医療技術を用いてリーガンを助けようとするが、身体的には異常なし、医者もどうしようもできない。

ついに、医者は悪魔祓い師(エクソシスト)に頼ってみることを母親に提案する。


そこで、若いカラス神父と、以前実際に悪魔祓いをした事のあるメリン神父(マックス・フォン・シドー)に悪魔祓いを依頼し、ついに悪魔と対峙することになる。勝つのは悪魔か、神か・・・


壮絶なクライマックスのあと、物悲しいラストシーンが心に残ります。


この映画の最大の功労者はやっぱりリーガンを演じたリンダ・ブレアでしょう。

アカデミー賞で「ペーパー・ムーン」のテイタム・オニールと争い、オスカーを取れなかったのは残念でした。

リーガンの部屋での息づかいのために氷点下の部屋の中で、パジャマ一枚で熱演する彼女(いまなら、CGを使えばなんて事ないんですが)。

数々の醜い顔のメーキャップ、本当に痛かったと本人が振り返る不気味な色をしたコンタクトレンズ。

オスカーは、彼女にとって欲しかったです。


後年、ディレクターズ・カット版で有名なスパイダーウォークのシーンなどが追加されてましたね。しかし、先のANNNO JOKERさんの「郷ひろみさんはヘタレだった」の記事じゃないですけど、公開当時の怖さは、今でも鮮やかに蘇ります。怖かった~


がちゃん


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