地下鉄のザジ | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
今日は、無邪気に楽しめる一編。

「死刑台のエレベーター」を作った、あのルイ・マル監督の佳編。


1960年度(仏)

ルイ・マル監督作品。

『地下鉄のザジ』 原題:Zazie dans le metro


田舎から地下鉄に乗るのを楽しみにパリにやって来た10歳の少女ザジ。

しかし、お目当てだった地下鉄はストで運休中。


2日間親戚のガブリエルおじさんにあずけられることになったのだが、

好奇心の強いいたずらっ子のザジは、おじさんの元を抜け出してしまう。


折しもパリの街中は、ストにより車は大渋滞の大混乱。

そんなパリの街をザジは冒険する・・・


「死刑台のエレベーター」とは正反対のスラップスティック・コメディです。

まるで”ポパイ”を見ているよう。

早送りやコマ送り、スローモーション等を駆使して見せるあたり、

ルイ・マルの才気を感じます。


主人公のザジを演じるカトリーヌ・ドモンジョのおしゃまな可愛らしさは、、

ペーパー・ムーン ”のテイタム・オニールを凌いでいるかも^^


最初から最後までザジに振り回されるガブリエルおじさん役に、

ニューシネマ・パラダイス 」で映写技師役を好演したフィリップ・ノワレ。

後半、彼の職業が分かってくるあたりニヤリとします。


とにかく、ザジの行くところ、みんなが大騒動。

徹底的に壊します!


それから、オープニングとエンディングも好きだなあ。

僕も鉄道好きですから^^


気楽に楽しめるお話です。


がちゃん


ペタしてね 読者登録してね


地下鉄のザジ【HDニューマスター版】 [DVD]/カトリーヌ・ドモンジョ
¥3,990
Amazon.co.jp

地下鉄のザジ [DVD]/カトリーヌ・ドモンジョ,フィリップ・ノワレ,ヴィットリオ・カプリオーリ
¥3,990
Amazon.co.jp