ゴッドファーザー | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
映画史上に残る、フランシス・フォード・コッポラ監督の大作。

実在するマフィアの内情と家族愛を綴った作品。

1972年度(米)

『ゴッドファーザー』


ドン・ビトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)はニューヨークの5大ファミリー(マフィア)の中では、最も大きな影響力を持っている。そして、一族の名付け親(ゴッドファーザー)になり、彼らを援助する。


あの時の映画日記

その援助の方法が凄まじく、自分の要求を受け入れない相手に対して、その愛馬の首を切り取ってベッドに押し込めたりする。


あの時の映画日記
が、ビトーは、ファミリーの中では家族愛にあふれている。

子供は性格が違うが養子を加えて5人を育ててきた。

気性が荒い長男、ソニー(ジェームス・カーン)。病弱で気弱な次男フレドー(ジョン・カザール)。大学に入りファミリーには入るつもりのないマイケル(アル・パチーノ)。末娘のコニー。そして、養子として育てて、今は顧問弁護士として、ビトーに仕えているトム。


このファミリーの愛情あふれる描写は、開巻のコニーの結婚式の場面で描かれる。

そして、その裏では次々と恐るべき事柄が紹介される。
あの時の映画日記

マイケルは、この結婚式にガールフレンドのケイ(ダイアン・キートン)と共に参加していた。

そして、自分の家族はマフィアであり兄弟全て幹部である事を告げる。

しかし、マイケルは組織の仕事には手を出さず、堅気の仕事をするとケイに誓う。


しかし、ある日父であるビトーが反目するファミリーが狙撃される事により自体は暗転する。


裏切りと陰謀にもてあそばれながらもマイケルはファミリーのドンとしての道を歩もうとしていくのであった。


この作品、とにかくコッポラの映像の見せ方が上手い。

特に、敵対するファミリーのドンを一斉に粛清していく動と静の描写の見事さ。


静かに亡くなって行くビトーの情緒的な描写、それとは正反対のソニーの惨殺場面。


ニーノ・ロータの音楽はあまりにも有名ですね。


一説によると、当初マイケル役にはロバート・レッドフォードが考えられていたとか。

しかし、イタリア系ということで無名のアル・パチーノが役を射止めたということです。


その他の出演者も、この作品をきっかけにスターダムにのし上がっていきます。


言いたい事がたくさんある名作ですが、続きはPARTⅡのレビュー時に書こうと思います。

アメリカ映画史上に残る名作です。

未見の方はぜひ御覧下さい!!


がちゃん

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