多分、最初に湾岸戦争を正面から取り上げたであろう1996年度(米)作品。
エドワード・ズウィック監督作品
誤射によって味方を死なせてしまい自分を追い込んでしまう中佐の役を、デンゼル・ワシントンが好演。
そして、イラク軍と勇敢に戦って戦死したが、その戦死に疑惑を持たれる大尉約にはそれまでのロマンチック・コメディのイメージから全く違う演技を開拓した、メグ・ライアンが熱演しています。
湾岸戦争のさなか、米軍のナット・サーリング中佐(デンゼル・ワシントン)は誤って自軍の戦車に攻撃を加え、戦友を死なせてしまった。
サーリングは、ワシントンに戻り軍のセレモニーや、勲章の授与に関する仕事を命じられるが、罪の意識に囚われている彼にとっては辛い仕事だった。
そんな中、サーリングは上官に命じられ、イラク軍と勇敢に戦って戦死した救助ヘリの女性パイロットカレン・ウォールデン大尉(メグ・ライアン)の名誉勲章授与に関する調査を命じられる。
ホワイトハウスも、ペンタゴンも初の女性戦士の受賞ということで大きく乗り気であった。
が、調査を進めるうち彼女の死に対して大きな疑惑が持ち上がってきた。
実は彼女は戦場で怯えパニックになり敵前逃亡を企てようとしたというのだ。
彼女の部下達に、当時の様子を独自で聞いて回るサーリング。
しかし、謎は深まっていくばかりであった・・・
非業な死を遂げたカレンに対して、みんな罪の意識を背負っており、その心の扉をこれまた罪の意識にさいなまれているサーリングが開いていき真実を問い詰めていくところが非常にドラマとして面白いです。
軍という大きな組織の中で真実がもみ消されていく過程もサスペンスフルです。
戦闘場面も迫力があり、わたしのおすすめの一本です。
未見の方は、是非!!
がちゃん
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