ブロードウェイのダニーローズ | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



あの時の映画日記

今回は久々に私が敬愛する監督の作品を紹介しようと思います。

ウディ・アレン監督。1984年度モノクロ作品。

『ブロードウェイのダニーローズ』


ウディ・アレンはいつもダメ人間を演じていますが、今回は売れない芸人ばかり担当している芸能マネージャー役。でも、この映画でいつもと少し違うのはウディがカッコいいんです。

もちろんウディらしいコメディ場面も散りばめられており面白いのですがカッコいいんです。


ニューヨークのレストラン「カーネギー・デリカッセン」に数人の芸人達が雑談に興じている。

そして、そのうちの一人がダニーローズ(ウディ・アレン)の事を語り始める。

ダニーは売れないタレントばかり担当している芸能マネージャー。


ダニーが抱えてるタレントは、盲目のミュージシャンや、片腕のマジシャン、片足のタップダンサー、下手くそな腹話術師。そんなタレントを一生懸命売り出そうと日々努力している。さらに、落ち目の歌手。


そして、それらのタレントが売れるようになるとそのタレントはウディから去り、他の有力なマネージャーの方に移ってしまう。


ダニーはかつて芸人だっただけに彼らの背信行為も理解できる。だから、今面倒をみているタレントを一生懸命世話をしてやるのだ。


そのなかで、ぐうたらの歌手のカムバックのチャンスが訪れダニーは必死に奔走する。

ぐうたら歌手の愛人(ミア・ファロー)とのことでさんざん苦労させられ、ミアとのことで、ギャングに命を狙われたりする。


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そして、ぐうたら歌手はカムバックに成功するのだが・・・


感謝祭。


ダニーと芸人達は冷凍食品で貧しいながらも幸せなパーティーを開いている。

そこにミアが現われる。


この場面が素晴らしい。


そしてモノクロ画面のデリカッセンの街並みを小雪の舞う中ウディが走る。

もうダメでした。このシーンで目頭が熱くなってしまいました。


こんなにウディがカッコよく見える作品は珍しいです。

お勧めします!!


がちゃん

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