ビジョン・クエスト青春の賭け | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
1985年度(米)ハロルド・ベッカー監督作品

『ビジョン・クエスト青春の賭け』

大変すがすがしい映画です。


18歳のマシュー・モディーンが偶然同居する事になった21歳のリンダ・フィオレンティーノに夢中になる。

同居と言っても、家族と一緒の家だから同棲ではない。

リンダは、空いている部屋に泊まらせてもらっているのである。


モディーンは、ハイスクールのレスリング部に所属しておりハードな練習にも耐えて頑張っている。

ライバル校には大変強い選手がおり、彼を倒す事を目標に頑張っている。


しかし、そこは18歳。性にも興味ある年頃。

そこに、リンダの様な美人がやってくるのでたまらない。

突然、鼻血をだしたりするハプニングもある。


しかし、人生に対しては真摯に向かい合っており人生哲学に悩んだりする。

父親や友達とのふれあいも暖かく描かれ、劇中の挿入歌マドンナの「Crazy for you」が効果的に使われています。


クライマックスの最強の相手との試合経過も上手く描かれ、レスリングに詳しくない私でも手に汗握りました。


そして、憧れの年上の人との別れ・・・


この時代に相次いで公開されていた、セックス中心の青春映画とは一味違う爽やかな出来でした。

マシュー・モディン好演。機会があれば、もう一度見直したい作品です。


がちゃん


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