子供にとって母親の存在は大きい。
多分、彼女にとって母親の存在は決して安心出来るものではなかったはずである。
母親から得られなかった想いは大きかったと想う。
宇多田ヒカルはそのアンビバレントな思いを歌にしてきた。
確かにどこか寂しい曲が多かったと想う。
母親になったいま、その思いは微かに変わったような気がする。
もしかしたらこれからの曲は以前より面白くなくなるかもしれない。
ただそれが彼女のいまのリアリティであり、音楽は本来そういうものであるべきだと思う。
僕は、これからも音楽はもちろん、人間、宇多田ヒカルを応援したいと思う。