「不機嫌で甘い爪痕」の颯生と謙也シリーズの最新刊で完結編です。


2人のなれそめ編「不機嫌で甘い爪痕」、ちょっとしたケンカから恋人間の大問題に発展(?)な「不条理で甘い囁き」、それに続くお話はどんな?と思ったら、同棲を決めた2人が部屋の整理をしていたみつけた謙也の元カノの忘れ物を返そうとするが……というお話。

が。

普通なら元カノの存在は恋人関係の解消の危機にまで発展しそうですが、もぉね~、このカップルはそんなことでは全然揺るがない関係が築かれていて、相手のことを信じようとする、相手に不安を感じさせない努力をする、甘甘で素敵なお話となっていました。

過去の恋愛から恋人に甘えることができずにいた恋に臆病な颯生が、謙也に甘え、いろんなことがあっても彼を信じよう、共に生きていこうと前向きになれたことが作品の端々に現れていて、すごく幸せな気持ちになりました。

そんな颯生に愛され、愛して大切にして、甘える年下くん・謙也もかなりグーですしね~。

恋人になるまでのドキドキな展開も良いですが、カップルとなって絆を深めていく様を楽しめるのも良いですよね。

大好きな作品なので、彼らのその後、更にその後ってところまで読めて嬉しかったです。


未読の方、頼りがいがあるのに甘え上手な年下攻や美人受、カップルが絆を深めていくハッピーなお話がお好きでしたら是非どうぞ~。

不謹慎で甘い残像 (幻冬舎ルチル文庫)/崎谷 はるひ
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