待ちに待ってた新刊です。
昨日のブログでも書きましたが、これで終わりかと思っていた秋霖、続くそうです~。
ありがとう! 先生&出版社の方!


今巻では、私が以前2日に渡って感想を書き連ねた雑誌掲載作と、書き下ろし1編がおさめられています。

雑誌掲載作がなんといっても読みどころなのですが、初読の時の感動と興奮の記事よりも良いものはとうてい書けないので、そちらを読んでいただけると嬉しいです(感想書くのが面倒という理由ではけっしてないですよ~。本心本心)。


記事は↓ ネタばれ満載感想ですので、ご注意を。

http://ameblo.jp/hal-405/entry-10081990427.html

http://ameblo.jp/hal-405/entry-10082195841.html


上の記事の時には「もう文庫で終わっちゃうのね~、悲しい~」と、作品が読めて嬉しい気持ちと終わる悲しさが半々でしたが、続きがあると分かった今はスッキリ楽しいキモチでいっぱいです。


さて、書き下ろしは「私を温泉に連れてってドキドキ」。


↓ネタばれをあまり気にせず書いてますので、ご注意くださいませ。


波多野の誕生日に何を贈るのかで思い悩む聡に、望が「温泉旅行に行けば~!?」と唆し……というお話。

2人きりで温泉!?

うわ、めくるめく愛欲の……!?

と、期待しましたが、そこは秋霖。そこは波多野と聡。そううまくはいきません。

すでにお馴染みの言い合いと、これまたお馴染みのお邪魔ムシ登場と。

ばっちりくっついた後も相変わらずなのね~と感心しました。


が。

波多野の態度は以前とどこか違う~。

相変わらず聡を蹴ったりは意地悪発言はかましてますが、初めての2人での旅行にウキウキしている様子が可愛い~。

聡に以前贈ったのと同じモデルの腕時計を買って、密かにお揃いを楽しんでいたところも可愛い~。

また、聡が望のことを気にかけているのにジェラってるところがこれまた可愛い~。

その想いからか、前巻で「自分と他の人との間に線引きがあるのか」という感じの波多野の気持ちが書かれていましたが、その疑問解消のためか、聡にそれを問いただすシーンがこれまたこれまた可愛い。

そして、なんといってもラスト。

うが~、今までの印象からは想像もできない行動~。可愛い~。指をにぎっちゃうなんて~。鼻歌歌っちゃうなんて~。

この言動からも分かるとおり、聡から嬉しい言葉を貰い、2度目のムフフ~が叶わずたまっていたストレスも発散でき、聡のエロいところも(読書の私たちにも内緒な……)満喫でき、かなりご機嫌な模様。

良かったね! 波多野!


私的に気になったのは、「横暴乱暴粗暴の3B男」→「わがまま王子」へと聡の波多野への見方が変わっているところでしょうか。以前も「王子」と書かれていたことがあるような気もしますが、「私を温泉に~」からは「王子」って見方が強くなっているような印象を受けました。

サトちゃんが波多野を見る視点が甘くなっているんですかね~!?

ばっちりカップルになってから、2人が以前よりも素直な発言が増え――今までだったらあれがプロポーズだったことを、それに対して緊張していたことを、波多野があんなに素直(!?)に発言しなかったのに。そして、聡もあんなに素直に波多野に対する気持ちを言わなかったのに――、ラブ度がアップしているのがなんともツボなお話でした。


また、気になっていた望の過去や家庭の事情、美希と晃の結婚は!? など、いろいろ読みどころ満載。

まだまだこちらの問題は解決してませんし、波多野の母親の苗字が「山田」だという謎も解けていませんし、いろいろと気になるネタは満載です。

次は冬の雑誌掲載で「秋霖」を楽しめますが、うわ、先が長いな~。夏も秋も越えなきゃいけないのか~。

でも、続きが読めるってだけで幸せです。頑張って待ちますよ~!





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