- 夏目もも先生の2作目です。
- 前作は空の上で活躍するパイロットとキャビンアテンダントのお話でしたが、今作は舞台を陸に移して、航空会社地上勤務の人たちのお話です。
航空会社勤務で自他共に認める女たらしの藤本は、事あるごとに自分の
だらしない態度をとがめてくる、有能で男らしい美貌をもつ部下の環が苦手。
けれど、環が実は心底自分のことを心配しているのだと知り、酔った藤本は
からかい半分で環にキスをしかける。だが仕返しのように環から返された
官能的な口づけに不覚にも翻弄された藤本は――!?
「男の抱き方は教えてくれないんですか?」
ストイックなエリート部下×遊び人(風)な上司が贈るプライドを賭けた航空
業界ラブ!
↑背表紙あらすじより↑
以下ネタばれありの感想です。……大したことはないですが。けど、未読の方はご注意くださいませ。
この作家さんはキャラが良いですね。今回のメイン二人も私のお気に入りです。
まずは藤本。
いつもニコニコ、仕事中もふらふらとキャビンアテンダントと話に行き、女の子と遊びの恋ばかりしている、ちゃらんぽらんっぽい雰囲気なのですが、実は結構仕事はできるし真面目、責任感も強くて素敵なのです。
いつもニコニコしている藤本が、ちょっとキレて素顔を見せちゃうところがたまりません~。
そのお相手は期間限定で藤本の下につくことになった生真面目なエリートさん・環。
ちゃらんぽらんな上司・藤本にに苦言ばかり言ってますが、藤本の隠された面にも気付く賢い人です。
最初はウマが合わないって感じですが、環が藤本のもう一面を知って以降、2人の距離は近付きます。
あらすじにもあるキス、急遽赴くことになったNYで迎えた休暇中のひと時。
だんだん近付く二人の距離にドキドキです。
また、その間に徐々に語られる、藤本が軽い男を装っている理由なんかも読みどころ。
そして!
なんといっても注目は生真面目・環の変貌シーンでしょうか。生真面目だからこそキレちゃうんだろうなぁ、な変わりようにビックリドキドキです。しっかり者に見えて自分を抑えきれない青さが年下攻らしくてお気に入りです。
年下攻、部下×上司なお話がお好きな方はどーぞ!
さて、この本、私はコミコミさんで購入したのですが、ペーパーがついていました。
A4の半分に短いSSが載っているのですが、その後の2人の様子がちょっぴり分かりますよ~。
今から購入する方で気になる方は是非どうぞ~。
あ、前作の「誘惑のフライト・ロマンス」と同じ空港会社でのお話ですが、チラリと真人が出てくるくらいで、前作を読んでなくて全然大丈夫ですよ!
- 魅惑のグランド・ロマンス (角川ルビー文庫)/夏目 もも
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