こちらも花嫁ものですよ~。


  私立英麗学園――通称・花嫁学園に通う小日向蒼生は、夜逃げした

  両親の代わりに三億もの借金を背負う羽目に……。しかも借金をした

  悪徳金融の周防将吾という男は、血のつながらない義弟だった。

  蒼生の保護者となった将吾は、借金ごと花嫁として蒼生を引き取って

  くれるお金持ちを落とすための手ほどきを、あれやこれや身体を使って

  教え込む。そんな彼に対して、蒼生は怖さを感じながらも、惹かれて

  いく自分を自覚しはじめていて……。


↑背表紙あらすじより↑


あらすじについて一部訂正あり。

将吾は蒼生のちのつながらない義弟、とありますが、母の義弟、です。つまり血のつながらない叔父さんですね。

この将吾、ヤクザではないもののヤクザっぽく、蒼生のことを三億円を返済してもらう道具としか見ていないひどい男。可愛らしい容姿ながら引っ込み思案であまり目立たない蒼生をお金持ちに嫁入りさせるためにあの手この手でしつけます。もちろんHも……。

口ではあれこれ言いながらも、実は蒼生を……がBLの定番ですが……そういう甘さは少なめ!? いや、ウチのブログで紹介している作品に比べたら、ですが。

蒼生が特別な存在であるのは確かなんですが、傲慢で強引で策士なところは最後まで変わりなく。

最初は嫌なヤツ→実は良い面が……という定番からも少し離れているような。いや、最後はそこまでやなやつではないのですが、ね。

こんなひどい男に惹かれちゃう蒼生って……て感じはしないこともないですが。

イマイチ分からない将吾のキモチが、そして、2人がどうなるのかが読みどころの一つ。

お楽しみくださいませ。


さて、この作品の舞台は「逃げる花嫁のしつけ方」と同じ花嫁学園です。

読んでいるのに感想は書いてない……。

学園内のことについては「逃げる~」の方が詳しく書かれているので、この学園に興味のある方はそちらの作品をどうぞ~。

あ、「逃げる~」のメインキャラ・俊弥、「初心な~」にも出てきます。その後の彼らが気になっていた方、是非。とはいってもそこまで沢山は出てきませんが。



  

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