ハイハイハイ、待ってましたよ~。
大好きな水瀬結月先生の花嫁シリーズの新刊です。
巻も進み、シリーズ5作目です。


  骨董商の凌は香港の資産家、塔眞一族の三男・貴砺の伴侶。

  罠から始まった関係も、今ではすっかり揺るぎないものに…。

  そんなある日、長男の怜人から禁断の家宝、黒劉の謎を解いてみせよと

  挑まれた凌は、一族の秘密に大きく関わることになり、遂に会社を辞める

  決心を…。二人の甘く迸る愛を縦軸に、側近である王と石動の

  スリリングな出会いも明らかに…艶めくウエディングミステリー書き下ろし音譜


↑背表紙あらすじより↑


読んだ感想は……ラブラブ! 今までもラブラブだったけど、さらに数倍の甘さ!

あの俺様・貴砺が、俺様っぷりは失わずにここまで甘くなれるものかというくらい、花嫁である凌に愛を注ぎまくってます。

そして、それを受ける凌も彼に負けず劣らず……甘さにさらに甘さを足しまくったお話となっています。


今までいろいろな骨董品の謎を解くということが二人のラブ模様とともに書かれてきたこのシリーズですが、今回のお話の第二の主役は「黒劉」。劉宝の存在はお話の最初から描かれていましたが、今作ではさらにもう一歩塔眞家の謎に踏み込んでいます。

この「黒劉」の謎を解くように脅しまじりに命令された凌、今までは辞めることを拒否し続けてきた大好きな仕事を辞め、貴砺の大切な生活を守るために真剣にこの謎に立ち向かいます。

その結果は……うわ、まだ続きますよ~。この後のお話で更に詳しく「黒劉」の大きな秘密が明かされていくようです。

気になります~。早く続きを~。


それにしても、二人の関係が万全になり、いろんな謎を解いてみせた凌の実力を知った上でこの謎解きを強いてきた怜人、さすが……。恐るべし。


さて、この5作目、この前発表された同人誌のネタもかなり使われてますね。

先日の同人誌では最終的な結果までは明かされなかった、鑑定士の資格を凌はとることができたのかが描かれました。

また、私が気になっていた、測量士が家を出入りしていた理由も。良かった、珍しく私の推理(というほどでもない……)が当たりました。

同人誌を読んでいなくても楽しめますが、ファンの方で「同人誌は買わない!」と読んでらっしゃらない方がいらしたら、是非読んでみてくださいね~。


謎うんぬんも楽しいですが、とにかくこのお話のオススメポイントはでれでれな甘さ!

俺様で強引に自分のペースに持っていく貴砺と、その彼の言動に、口に出すと恐ろしい目にあわされるので(ラブではありますが)心の中でだけ彼にツッコミを入れる凌が楽しいです。

また、今まではお互い仕事があり、ともに過ごす時間が少なかったであろう二人が、今回の謎に立ち向かうために共に行動するのですが、大変な場面であるはずなのに妙に貴砺が上機嫌なところもお気に入り。

結局は凌がいれば貴砺はそれでいいんじゃん!!!

何度もツッコミを入れたくなるほどに甘甘な二人をご満喫くださいませ!

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