「The Ruby vol.5」で、あさぎり先生ルビー初お目見えです。
ルビーって私の中で正統派・ロマンチックってイメージがあります。夢見させてくれるっていうか。
そんな中で、私の中では独特な毒(悪い意味ではないですよ~)があるって印象があるあさぎり先生の作品はどうなるのかが気になってましたが、さすがあさぎり先生、ちゃんとレーベルのカラーと自分のカラーを融合させているなぁって感じでした。


「公爵」とタイトルにはありますが、貴族ものではなく、「微笑み公爵」と言われるステキキャラをドラマで演じた人気俳優さんが出てくるお話です。

その俳優さん・一世と義兄弟となった大学生の主人公・湊。

が、湊は知ってしまった……「微笑み公爵」は本当はけっこう、いやかなりひどい男だということを……。

ゲイであることをばらされないために、湊をプチ手篭めにしたり(古い言い方だな……)、付き人代わりにこきつかったり。

こんなヤなヤツと恋物語は生まれるのか!? そこが読みどころでしょう。

一世の二面性と、次第に明かされる彼の内面、それに加えて芯はしっかりしている湊が魅力的なお話です。

結末はどうなることやらと思いながら読み進めていましたが、最後はルビーらしくちゃんと甘甘。

あさぎり先生らしい激しい気持ちと、ルビーらしい甘さの融合をお楽しみくださいませ!

The Ruby (ザ・ルビー) 2008年 12月号 [雑誌]
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