ウチのブログの画像クリックで人気だった「マリンブルー」シリーズの最新刊……と思って買ったのですが、スピンオフ作品でした。


  オリエンタル・パール号にアジア・オセアニアクルーズから乗船した、ホテル

  部門の新クルー・澁井要。彼の正体は、保険会社のに委託された調査員

  だった。

  豪華客船の評判を落としかねない事件や事故を未然に防ぐため、乗客や

  乗務員の  身辺を密かに探るうち、不審な男が浮かび上がり……。

  華やかなクルーズの裏で繰り広げられる、調査と恋の駆け引きの、意外な

  結末に魅了される傑作!


↑背表紙あらすじより↑


船長の喜屋武や船医の野間メインのお話ではなく、澁井視点で描かれたお話です。

う~ん、医者もの好きな私としてはちょっとショック。野間サイドのお話と思いこんでいたので……。

けれど、「マリンブルーに恋して」と時期的にリンクしているので、澁井視点で描かれる「マリンブルーに恋して」の場面が新鮮で楽しかったです。うう~ん、客観的に見ると、喜屋武たちはこう見えるのね~。

お話が被ってるところが多いので、「マリンブルーに恋して」を片手に、お互いを読み読みすると楽しそうです。

が。

私の手元に「マリンブルーに恋して」がない。これ、図書館で借りて読んだんですよね……。

そのうち買います。

「マリンブルーは密やかに」の単品でも読めますが、おススメは「恋して」も読む!です。

是非どうぞ~。


さて、この「密やかに」ですが、ちょいミステリ風。調査員が主役ということで、ハードボイルドな雰囲気もありますが、純粋なミステリとは言えないかなぁ。風、です。そこのところ、ご注意くださいませ。

澁井が追う犯人や事件の真相ってのも興味深いし、ラブももちろんあり。

攻がヘタレ風味で好みです。で、受は男前。

でも、恋模様よりは事件の方が比重高めなので、その点ご注意くださいませ。


あ、短いお話ですが、喜屋武と野間カップルのお話も入ってます。仕事を離れた二人の休息編です。

また、イラスト担当の桜遼先生の漫画もあり。

おまけに澁井とヘタレの陸でのデート話もあり。

結構盛りだくさんな内容です。


豪華客船もの、調査員もの、リンク作品、ヘタレ風味な攻と男前な受がお好きな方、どうぞ~。


マリンブルーは密やかに (講談社X文庫 ひD- 12 ホワイトハート)/檜原 まり子
¥609
Amazon.co.jp