- 大好きな山田ユギ先生の新刊です。
- 今回は短編集。楽しいお話がギュッと詰まったお得版です。
おまえのこと好きになったのはそんなに悪いことなのか?
親友を好きになってしまった少年の物語の結末は悲劇!? それとも…
描き下ろし番外編収録!!
↑帯より↑
卒業まであと半年、江藤は一緒にいられる時間があと僅かなことに焦り
思わず親友の柳に告白するがアッサリ振られてしまった。そのまま疎遠に
なる運命のハズが卒業式を一ヶ月に控えた早朝の電車の中、偶然の
出会いがふたりを待っていた。柳の連れの幼馴染・里村 裕に誘われるまま、
一緒に列車の旅をすることになった江藤と柳だったが…!? 親友に恋して
しまった普通の高校生の想いを瑞々しく描いた表題シリーズ他、
読みきり4編と描き下ろしを収録した胸キュン
を軽妙洒脱に描いた
著者の魅力満載な最新作品集!!
↑カバー内側あらすじより↑
ホント、たくさんの作品が収められているので、それぞれ簡単に説明を。ちょいネタばれしているので、ご注意くださいませ。
「死ぬほど好き」
親友に告白したが、スッキリキッパリ断られてしまった。それから冷たくされ、このまま卒業かと思いきや、神様が思いがけない機会をプレゼントしてくれました。この2人、どうなる!?というのと、柳たちの旅の目的が読みどころです。
江藤の「柳、好き好き~
」って感情に素直なところがたまらなく良いです。喜怒哀楽がオープンで可愛いです。
ツンな柳の変化も良いし。おススメです~。
幼馴染みの裕も気になるし。彼のお話、今後雑誌で読めるようです。
「好きすぎて嫌い」
「死ぬほど~」のその後のお話。↑は江藤視点、こちらは柳視点で描かれています。
遠距離恋愛を前に不安になる柳の気持ちが切なくなりつつ、その不安さが相手への気持ちの強さを表していて、ドキドキしちゃいます。攻受両視点で描かれるお話って良いですよね~。
このお話のあと、10年後の2人のお話も楽しめます。
「明烏」
ちょい浮世離れしたした感じのしょぼくれたおっさん主任(この表現はちょい失礼?)を、彼の秘密を知った新人くんがHに誘うお話。年下攻です。
「夢淡雪」
↑の「明烏」のその後のお話。身体の関係だけが続いている2人、意地っ張りで行動がガキっぽい年下くんと、全てが諦めモードなテンション低めな主任の関係が切ないです。
最後はとりあえずハッピーで良かった良かった。
「青くてゴメン」
大学のボート部の先輩と後輩のお話。年下攻です。先輩がボートを漕いでいる姿を見て入部した後輩が、先輩と組んで漕ぎたいと(恋心あり)言い寄るお話です。
「女にしかわからない」
同期入社の、好みが似通った2人のお話。以前は仲が良かった2人の間にはとある出来事をきっかけにして大きな溝ができて……この2人どうなる!?
「愛がどうした」
「誰がおまえを好きだと言った」に収められている「我が家は楽し」のキャラの息子編。
お相手は父と同世代の男。クールなメガネさんです。
ヨクボーのままに突き進む若者と、気真面目年上さんのカップルが楽しいです。
エロシーンですが、「こう来たか~」とちょっとびっくりでした。
このお話のおまけまんががたまらなく良いです。
う~ん、ネタばれしすぎないように感想を書いたら、全然わけ分からん感想になってしまいました。
どのお話も良かったですよ~。
1編1編は短いお話ですが、濃度は高し! さすが山田先生。
切ない恋心を描きつつ、笑いも含んだ読後感の良い作品たちです。
おススメですよ~。
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