先日、若月先生の「婚約者は俺様生徒会長!?」の感想をアップして、こちらの作品をすっかり忘れていました。


  「かなりぽややん」な冴は、母親の再婚で素晴らしく優秀な弟が、突然二人も

  できてしまった。特に上の洸司は、人見知りな冴のフォローをしてくれて、

  冴より大人っぽいお兄さんみたい。でも毎夜、ベッドに潜り込んでくる。

  寝ぼける冴を巧みにまさぐり、イイ声で啼かせても、最後まではしない。

  訳を尋ねても、はぐらかして更に肌を撫でてくる洸司に戸惑うが、傷つけよう

  としないし、嫌ってほどじゃない。それどころか傍若無人な指先が、臆病な

  冴の心の何かをこじ開け始めて…!?


↑背表紙あらすじより↑


義兄弟ものですよ~。王道ですね~。

「婚約者は~」と同時期に出ましたが、登場人物のキャラクターが全然違い、違う先生の作品を読んだか?と思うくらいです。

「婚約者~」はテンポよく弾けてる感じ、こちらはもうちょっと落ち着いた感じです。

その違いはなんといっても受の性格のせいでしょう。

冴がトロくて気が弱くて控え目なのは、気が強い母と二人で暮らしてきたせいでしょう。かなり濃いキャラな母……強い、強いです。敵いませんよ、誰も。

そんな控え目で可愛い冴に、普段はクールらしい義弟の洸司がベタ甘に可愛がります。常に冴の一歩前に進んでフォローする、本当にデキた弟です。

ぽややんとしている間に、自分は独立しようと思っていたのになぜか新しい家族と共に暮らすことになった冴は、毎晩夜這いをかけられてしまいます。でも、最後までは手を出さない洸司の心の内は!?ってところが読みどころでしょうか。

また、義父となった洸司の父がお金持ちで、いきなり豪邸に住むことになったり、このことでトラブルに巻き込まれたりと、そこも読みどころ~。


義兄弟もの、クールな攻が受にだけ甘甘、とぼけた受、周囲から愛されまくる受、気が強い母(これ目当ての方がいるのかは謎ですが)、セレブものがお好きな方は是非どうぞ~。


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