プランタン出版さんのHPでこちらの番外編が読めるのですが、それを読んで本編が気になって買ってみました。


  麻薬調査のため極道が通う極東学園に潜入したが、学園に君臨する生徒

  会長・東雲に、ネコ可愛がりされてしまう秋哉。一番怪しいのは彼なのに、

  クールな態度の裏に寂しい素顔が見えて、疑えなくなってしまう。だが突然

  来訪した東雲の父から衝撃の事実が――。それに打ちのめされ、ひどい

  言葉を投げかけた秋哉に激昂した東雲は、本性をむき出しにし組み敷く。

  性感に爪立てる愛撫に泣き咽び、淫らな嬌声を上げさせられても,側にはもう

  いられないと秋哉は思い詰めていて!?


↑背表紙あらすじより↑


この作品の特徴は、学園ものであるけれど、それが普通の学校じゃなく、極道の関係者だけが通える学校だということでしょうか。

でも、極道の学校っていうより、ボンボンが通う学校って感じ……? すごく豪華な環境なのです。

そこに捜査のために潜入した秋哉は、27歳(多分そうだったような……)っていういい歳した大人なハズなのに、童顔で高校生の中に混じっても違和感なし。ていうか、彼が一番子供っぽいです。

潜入捜査の初日、とあるトラブルから秋哉を助けてくれたのが、この学園を牛耳っている生徒会長の東雲。超美形な彼は大きな組の跡取りなのですが、ニコニコ笑いながら敬語を使う、一見上品な青年……でも、実は彼が一番手に負えないキャラです。好きですよ~、腹黒キャラ。

秋哉が気に入った東雲は、秋哉の正体を知ったのをいいことに、彼を脅し、また捜査に協力すると唆して秋哉にベッタリ付き纏います。そして、目一杯口説きまくり、甘えまくります。

東雲だけでなく、生徒会の他のメンバーも真っ直ぐな秋哉を次第に気に入るようになったようで、秋哉を甘やかすように……。真面目でニブ、オマケに可愛い見た目に反して男前な秋哉は、彼らに言い寄られても分かってないようですが……。

ニッコリ笑いつつも、東雲がムッとしているところが笑えます~。


思いがけない秘密があったり、麻薬を売りさばいている犯人探しなど、いろいろとネタ満載です。

「この設定をもっとじっくり生かしたらいいのに~」というくらいいろいろなネタが散りばめられてます。


年下攻、腹黒鬼畜攻、敬語攻、天然まっすぐな年上受、犯人探しネタ、いろんなキャラが出てくるお話がお好きな方は是非~。

「この作品、気になる~」って方は、会員登録(無料)が必要ですが、プランタン出版さんのHPで番外編を読んでみることをおススメします~。8月29日までしか読めないようなので、お早めに~。


閑雅なエゴイスト―極道学園潜入日誌 (プラチナ文庫)/水碕 夢見
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