- 高月まつり先生の新刊です~。
志乃滝勇気と弟が住む古ぼけた洋館に、雷と共に落ちてきた美貌の
不審者、ルカ。王子様のような気品と無邪気なほどの非常識。
どうやら人智を超えた高貴で尊いいきもの……らしい……!?
謎だらけのルカは、蜜の囁きと甘い毒にも似たくちづけや愛撫で
勇気を喘がせる。だが勇気は享楽も真摯な愛情も否定する。
彼は、ある哀しみを抱いて必死に何かを護っているのだ。その哀しみが
更なる事件となり勇気を襲った時、ルカは奇跡の――!?
ここ、から。信じられない恋が始まる!!
↑背表紙あらすじより↑
高月先生の作品の攻でお馴染みなパターン、「人の話を聞かない」で「受にただひたすら愛を語る」というゴーイングマイウェイな攻が登場です!
人外な存在であるルカ(……あらすじに書いてないってことは、ここも読みどころなの? ということで何かは……タイトルから想像ってことで)が、勇気を口説いて口説いて口説きまくります。
人外でゴーイングマイウェイっていうのは「伯爵様」シリーズとも共通しますが、今作の攻は伯爵様よりも上品で紳士! 勇気の弟・勝利からHはダメと言われ、愛する勇気を前に一応我慢してます。
紳士で王子様のような容姿――理想的じゃーんって感じですが、そこはやはり高月作品、個性的で笑わせてくれます。何が笑えるってその凄まじい食欲。「ごはん~」と始終言ってるような……。彼の味覚を魅了したとある食べ物があるのですが、それがか~な~りツボでした。その食べ物を食べる時のルカのイラストがあるのですが、イラスト担当の蔵王大志先生、グッジョブ![]()
って微笑んでしまいました。キュートですよ~。必見です。
さて、読みどころとしては、あらすじにもある通り、勇気が抱いている哀しみに関する件でしょうか。
そして、そんな哀しみを抱いている勇気をルカが包み込むように護るところです~。優しくて包容力のあるステキな攻さんです~![]()
最初は「人外で男、とんでもない!」と激しく(暴力的に)拒否する勇気ですが、徐々に……ってところが良いですよ~。
また、出てくるキャラがユニークなのも高月作品の魅力。
今回も勇気の弟・勝利のキャラがグーでした。頭が良くて物に動じない感じで、サラリとキツいこと言ったり爆弾発言をしてるところがお気に入り~。
そして、ルカのお伴のクリスがキュート
可愛い部門を一手に担当してます。
この2人がこれまた驚きな展開をもたらしてくれます。注目です~。
と、高月先生らしくラブ~
でコミカルなお話です。あとがきにはシリーズになるらしき発言があります。彼らにはいろいろな問題が残されてますので、「その後のお話も是非読みたい~」と思っていたので嬉しい!
人外もの、攻が迷惑なくらいマイペースに口説きまくるお話、コミカルなお話がお好きな方は是非~。
この作品が気になるって方には、今なら出版元のプラチナ文庫さんのHPで番外編のお話が読めるので、そちらを読まれることをおススメします。会員登録(無料)が必要ですが、ボリュームたっぷりで楽しいですよ~。文庫のその後のお話ですが、これを読んでいても本編も十分楽しめましたよ~。是非~。
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